こんにちはアベです。
「家が買えないのはみじめ」と捉える方もいるかも知れません。
ですがそうとは言えません。
なぜなら家を買わない合理性もあるからです。
この記事では
- 家を買えないのはみじめではない2つの理由
- 家が買えない状況をポジティブに捉えなおす4つの視点
についてまとめましたので最後まで読んでみてください。
家を買えないのはみじめではない2つの理由
「家を買えない」という視点に立つと他人と比較してみじめな自分ばかり思い浮かぶものです。
「家を買えない」という視点ではなく家を買わないという視点に立ち「家を買わないメリット」についてみていきましょう。
賃貸なら生活スタイルの変化に柔軟に対応できる
家を買う際は将来の生活スタイルを考慮する必要があります。
家を買う際に考慮する生活スタイル
- 仕事の変更(失業・転職・転勤等)
- 家族構成の変化
- 移住
家を買うことで生活スタイルが固定されるので将来像をある程度固める必要があります。
一方で賃貸の場合は「生活スタイル」に応じた住み替えが容易です。
例えば子供が増えて手狭になったから広い部屋に住み替える、仕事でチャンスが生まれたから転勤してより収入アップを狙うなど、持ち家より柔軟な対応が可能です。
ご近所ガチャに外れても賃貸なら住み替えが容易でしょう。
経済の不安定性に対応しやすい
賃貸住宅には経済の不安定性など外的要因に柔軟に対応できるというメリットもあります。
ウクライナ戦争によって原油や小麦が高騰し昨今物価高が大変ですよね。
このような世界的な経済の不安定性や景気後退などの要因によりより不確実性が将来高まる可能性も否定できません。
賃貸の場合持ち家に比べれば住み替えが容易ですから、家賃の安い物件に住み替えたりと柔軟に対応が可能です。
持ち家と違い修繕費を積み立てる必要がないのも大きなメリットと言えるでしょう。
家を買わないことは合理的選択肢の一つ
このように家を買わないことは、あるご家庭にとっては合理的な選択であり「みじめである」と卑下することは一切ありません。
また今家が買えないからといって将来にわたって不可能であるとも言えません。
日々経済状況は変わるからです。
また人生において「家を買う」「家を買わない」という決断は一つの選択肢にすぎません。
ですから家を持っていないことが自己価値に影響することはありませんし、自分の価値は家を持つかどうかには依存しません。
ポジティブな視点で捉え、現在の状況を受け入れつつ、どんな選択が自分達の人生をより豊かにしてくれるか考えてみると良いでしょう。
家が買えない状況をポジティブに捉えなおす4つの視点
家が買えないという状況はみじめであると感じているかも知れませんが、ポジティブに捉えなおすことも可能です。
「家が買えない期間」は個人の成長と学びの機会を得られる
家が買えないという経験は人生において重要な成長と学びの機会と言えます。
家が買えないという苦しい状況から抜け出すために、新たなスキルを身に着けようと努力したり、節約の方法を身に付ける努力をすることが将来の成功につながる可能性があります。
このように家が買えないからこそ得られる知見もあるものです。
将来の不確実性への柔軟性と選択肢の広がりを得られる
家を買うことには一定の拘束が伴います。
住宅ローンもその1つです。
「家を買うこと」で不確実性に対して一定のリスクを負っているのです。
賃貸住宅を選べば将来の計画やライフスタイルの変化に対応する柔軟性が生まれます。
異なる地域への移動が容易であったり新しいチャンスに積極的にチャレンジする余裕も生まれます。
経済的な安定への道が開ける
家を買うことが「経済的な安定」につながると多くの人は思いがちです。
ですがこういう見方もあります。
例えば家を買わないことで融通できる資金を他の資産や投資に割くことができます。
賢明な投資などによって資産運用することで将来的により堅実な財務状況を築くことも可能です。
長期的な視野と計画の重要性を認識できる
「家を買えない状況」は長期的な視点に基づいて計画を立てる重要性を再認識させてくれます。
家の購入は人生の選択肢の1つにすぎません。
現在の状況に焦点を当てるだけではなく、将来に向けて目標を立てることで人生をより豊かに生きるための考察のきっかけとなります。
家が買えないのは「一時的な状況」に過ぎない可能性もある
これまで見てきたように「家が買えない」のは決してみじめではありませんでした。
また家が買えない状況は一時的な状況に過ぎない可能性もあります。
経済的な制約で家が買えない
家を購入するためには、多くの場合膨大な資金が必要です。
頭金、ローンの返済、手数料、保険など多岐にわたる費用がかかるからです。
現在の収入や資産がこれらの要件を満たすのに不十分な場合家を買うことが難しくなります。
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不動産市場の条件に左右され買えない
不動産市場は地域や時期によって異なります。
市場価格が高騰している場合や住宅供給が不足している場合、購入が難しくなることがあります。
需要と供給のバランスが取れていない状況では適切な物件を見つけることも困難です。
信用履歴や収入の不足
住宅ローンを申請する際には信用履歴や安定した収入が求められます。
十分な信用がない場合や十分な収入がない場合、金融機関からの融資が得られない可能性があります。
ただし個々人の経済的な状況は日々変化するものです。
今現在家が買えないからといって将来にわたって不可能とは言えません。
大事なのは今「家を買えないことはみじめ」と捉えるのではなく「将来家を買うために今から準備を始める」もしくは「家を買わない」というのも合理的な選択肢であると捉えることでしょう。
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