こんにちは、アベです。
我が家では、新築時に3台、2年後に1台の計4台のエアコンを設置しました。
設置場所とかかった費用・業者は以下の通りです。
我が家のエアコン設置位置
1階LDK:寒冷地用エアコン(ケーズデンキで購入・設置)37,400円
2階洋室①:工務店の無料サービスで設置
2階洋室②:YAMADAで購入・設置(新築2年後)26,180円
既存エアコン再利用:アパートで使用していたエアコンを新居に移設(ヤマトホームコンビニエンスのオプション利用)44,720円
我が家の新築にエアコン3台を設置した費用の合計は108,300円でした。

あなたのご自宅のケースに当てはめたらいくなになるのか、エアコン標準設置工事費の目安や、我が家の設置工事の様子も紹介しましたので、おおよそのエアコン3台の設置費用が分かると思います。
さらに、設置費用を安く抑える方法も紹介しましたので是非最後まで読んでみてください。
35坪2000万の注文住宅≪まとめ≫
【新築のエアコン3台費用はどのくらい?】我が家の実例公開
新築1階の「冷房能力4.0kw」寒冷地エアコンの設置費用と工事の様子(ケーズデンキ)
1階の設置費用
新築に合わせてケーズデンキで購入した寒冷地エアコンです。
冷房能力は4.0kwです。
エアコン設置費用を紹介します。
冷房能力4.0kwのエアコン設置費用:我が家の実例
エアコン:ノクリア寒冷地用(冷房能力4.0kW)
設置費用
室外機2段架台取付:20,900円
気密処理用ウレタン:3,300円
コンクリートスライドブロック:7,700円
標準カバー工事(4.0kW):5,500円
合計:37,400円(税込)
- ※室外機2段架台取付を取り除けば合計16,500円(税込み)
工事の様子
エアコンの冷暖房目安を紹介しておきましょう。
エアコンの冷暖房目安
畳数の目安
冷房 11~17畳 (18~28m²)暖房 11~14畳 (18~23m²)

今の木造住宅は気密性が高くなっているため、LDK16畳の我が家ですがこれ1つで問題なく暖まります。
一日氷点下3°~氷点下1°の真冬日で朝7時から夜10時頃まで23°でつけっぱなしで328円でした。(エアコンが勝手に教えてくれる電気代によるとです)
そこそこ気密性があるからか23°でもそれなりに暖かいです。
我が家の場合、1階LDKのエアコンと2階洋室のエアコン室外機が同じ位置になります。
すると室外機の位置がかぶるので横にづらして設置するか重ねて設置するかになります。
スペースを考慮して我が家は重ねて設置することにしました。
室外機2段架台取付が20,900円でした。

下段に設置してあるのが今回設置した1階LDK用のエアコン室外機です。
上段はパナソニック。
ここで紹介しているエアコン工事費用は1階のみ+架台代です。
この通り外壁に合わせてカバーも付けてもらいました。
新築2階の「冷房能力2.2kw」エアコンの設置費用と工事の様子(ヤマダデンキ)
新築の際穴とコンセントは用意済なので穴あけ工事・コンセント工事は無しの工事費用になります。
我が家は高基礎で地面から2階まで結構高さがあります。
実際にかかった費用がこちらです。
2階の設置費用
冷房能力2.2kwのエアコン設置費用:我が家の実例
エアコン:YAMADAオリジナル
設置費用:
AC配管延長(2m):6,600円
高所作業用ハシゴ:3,300円
外カバー標準(2mまで):5,500円(2色OK)
外カバーチョク(50cm×6):8,580円
外カバージョイント(×3):1,650円
ACドレン延長(1m):550円
合計:26,180円(税込)
2階の工事の様子
エアコンの冷暖房目安を紹介しておきましょう。
エアコン冷暖房目安
冷房目安畳数:6畳~9畳 暖房目安畳数:5畳~6畳
こちらは新築後数年たってから取り付けました。
YAMADAオリジナルエアコンです。
安いのに性能は◎。
とても快適です。
我が家は上下で色分けしているのでカバーも2色に。その分ジョイントが追加で必要になりました。
室外機は砂利置きだったので事前にホームセンターでブロックを購入しておき土台にしてもらいました。
写真に写っているエアコンの足回り(土台)はプラスチック製で空洞になっています。
土台の安定性と、泥はねによる腐敗を避けるため我が家はブロック上に設置してもらいました。
コンクリートブロックはいくらもしないので事前にホームセンターで購入して準備しておくといいかも知れませんね。

では最後に既存のエアコンを外して取り付けを依頼する場合について紹介していきましょう。
新築2階に既存エアコンの持ち込み:ベランダへの設置費用と工事の様子(ヤマトホームコンビニエンス)
読者さんの中には賃貸でエアコンを購入したばかりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もまだ使えるから持ち込もうと考え、ヤマトホームコンビニエンスを利用しました。
ヤマトホームコンビニエンスとは「冷蔵庫・洗濯機・ハイチェスト」の運搬を依頼した際にオプションとして既存エアコンの取り外し&取付工事が依頼できるサービスです。
その費用がコチラ。
ヤマトホームコンビニエンス・エアコン取り外し&取付工事費用:我が家の実例
- 取外し・取付工事:20,900円
- 運搬費用:室内機7,540円 室外機8,030円
- 配管工事:8,250円
- 合計:44,720円(税込)
※カバーは未設置。運搬費用は距離による
しかも今考えてみたら配管カバーも付けていませんでした。
まぁ古いのでいいのですが。
ブログを書いていて気づきましたが、これだけ費用がかかるなら新品のエアコン買うのもありでした。
エアコンの持ち込みは高くつくのでエアコンの買い替えと比較検討した方がいいかも知れませんね。
標準設置費用、2023年よりも確実に上昇しています
この記事を書いたのは2023年です。
2025年のエアコン標準設置費用は当時より値上がりしています。
その背景には、資材費の高騰・人件費の上昇などが影響していると考えられます。
この物価高だからやむを得ないですね。
最新の情報を最後にまとめました。
2023年の標準設置費用(参考価格)
冷房能力 | 料金(税込み) |
~3.6kw | 10,466円 |
3.7kw~4.0kw | 15,714円 |
4.0kw | 18,857円 |
※2023年当時のヤマダウェブコムの「エアコン標準設置工事費用」の表
2025年の標準設置費用(最新)
ヤマダ・ケーズともにエアコン工事の標準設置費用は16,500~22,000円に設定されています。
2023年度から最大17%程価格が上昇しています。
料金は両社ともに同じですが冷房能力による分類が若干違うことが分かります。
ヤマダ
冷房能力 | 料金(税込み) |
2.2kw~4.9kw | 16,500円 |
5.6kw以上 | 22,000円 |
※YAMADAウェブコム エアコン工事料金の目安について より引用
ケーズ
冷房能力 | 料金(税込み) |
4.0kwまで | 16,500円 |
4.1kw以上 | 22,000円 |

エアコン設置費用を抑える方法【Amazonの工事込みサービス】
「なるべくエアコンの設置費用を抑えたい」という方も多いと思います。
そんな中で最近注目されているのがアマゾンの「工事込みエアコン購入サービス」です。
Amazonの工事込みセットとは?
Amazonでは一部のエアコン商品に「標準設置工事込みセット」があり商品と工事を一括で手配できる大きなメリットがあります。
アマゾン標準設置工事込みセット(XPRICE)の特徴
配管4m以内の標準設置工事がセット価格に含まれている
取り外し工事や高所作業などの追加料金も明確
全国主要エリアで対応(一部地域除く)
メリット | 内容 |
---|---|
本体+標準工事費セット価格でわかりやすい | 商品ページに「設置費込み」で明記されている |
手配がラク | エアコンと工事の別手配が不要、購入だけで完結 |
口コミで施工品質も確認可能 | 購入者レビューで工事の様子や対応の良さもチェックできる |
例えばこちらアマゾンのXPRICE限定の商品は購入価格に工事費も含まれていてレビューも豊富です。
型落ちのエアコンなどは格安で設置できるなど超お得です。
注意点もチェック
追加費用に注意
先ほど紹介したAmazonXPRICEでの設置は「標準工事」前提なので、
注意
穴あけが2カ所以上必要
高所作業になる
2階から1階へ配管を下ろす必要がある
といった特殊ケースは追加費用が発生する可能性があります。
ご自宅の状況に応じて、事前に商品ページの「設置条件」や「追加費用の目安」を参照してください。
レビューに注意
標準設置費込みのエアコン商品はいくつかあります。
信頼できる設置業者に依頼するためには「レビュー」が欠かせません。
レビューの多い会社・商品を選ぶことが後悔を避ける秘訣です。
→レビューが多い商品を選びました。
新築でエアコンを後付ける際に注意したこと
新築でエアコンを後付けする時に注意したことは4つです。
エアコンを後付けする時に注意すること
- エアコン専用のコンセントを用意すること
- エアコンを取り付ける場所に下地を準備しておくこと
- エアコン取付用の穴を用意しておくこと
- カーテンレールと干渉しないか確認しておくこと
と言っても私は何もしていません。
信頼できる工務店さんに全てお任せしました。
大事なのは打ち合わせ段階でエアコンの位置(向き)まで相談して決めておくことです。
エアコンの位置を想定する時はその他の家具(ベット・机)や室外機の位置も考慮して相談しておくのがベストですよ。
新築でエアコン3台設置するベストタイミングとは?
新築時にまとめてエアコンを3台購入すると、家電量販店などで「まとめ割」が適用されることもあり、費用面でのメリットがあります。
しかし、すぐに使わない部屋にまでエアコンを設置すると、後々の後悔につながる可能性も。
注意ポイント
使用予定が先の場合、設置時点で最新でも数年後には旧モデルに
長期間使わないと内部にカビが発生しやすい
耐用年数(約10年)を迎える時期がズレず、買い替え時に出費が重なるリスクも
例えば「子ども部屋は3年後に使う予定」という場合は、後から必要に応じて購入する方が、新しいモデルを選べる上に寿命も無駄にしません。
まとめて設置するのが悪いとは限りませんが、「すぐに使うかどうか」で判断するのがコツです。
3台エアコン設置時にかかる追加費用とは?【配管・穴あけ・高所作業費など】
標準工事費の範囲内で収まらんない場合、設置にはさまざまな「追加費用」がかかります。
3台を一度に取り付ける場合、それぞれの設置状況によって費用が増えるケースもあるため、あらかじめ把握しておくと安心です。
追加費用の主な内訳
配管延長費用:標準配管(4m程度)を超えると:我が家のケースだと1m3,300円
壁穴あけ工事費:穴がない部屋では1箇所あたり3,300円~(ヤマダの場合)
高所作業費:2階以上や特殊な設置場所:我が家のケースだと1台3,300円
コンセント工事費:専用回路増設16,500円~(ヤマダの場合)
これらの追加費用は設置環境によって大きく異なります。
【まとめ】新築でエアコン3台設置した我が家の総費用とコツ
我が家のケースと2025年最新のエアコン標準設置工事費をもとに新築のエアコン3台設置にかかる総費用を求めると約49,500円~82,000円と想定できます。
条件
1階・2階ベランダ設置(標準工事のみ)なら1台約16,500円 → 3台で約49,500円
2階設置→1階に室外機設置だと、1台26,180円など追加費用が発生 → 条件次第で合計82,000円前後
費用の内訳は設置場所やエアコンのサイズによって変わります。
1階・2階ベランダ設置(6~14畳程度):標準工事範囲内で1台あたり約16,500円
2階設置+1階室外機設置:配管延長や高所作業が必要で1台あたり26,180円(現在は+αで3万円前後も想定)
1階大型エアコン設置:標準工事範囲内で約22,000円
\注意点まとめ/
ポイント
設置費用はエアコンの畳数や設置場所で大きく変わる
2階から1階への配管延長や高所作業には追加料金が発生
事前の現地見積もりは無料がほとんど。
工事費用は現地支払いが多いので、事前に現金を用意しておくと安心
エアコン3台を一度に設置すると割引メリットもありますが、それぞれの部屋の使用時期や設置環境に応じて、無理のない計画を立てることがコツです。
少しでも費用を抑えるならネット通販も視野にいれると良いかもしれません。