こんにちは【abeん家のマイホームブログ】にようこそ。
- マイホーム計画について(工務店選び・土地探し・間取り作成、住宅ローンや諸費用のこと、見積もり公開&総額について)
- マイホーム内覧会のご案内
- 建築~引き渡しまでの様子と注意点
- マイホーム完成後の新生活に役立つ情報
後悔しないマイホームづくりの参考にして下さい。
目次 興味のある見出しをクリック♪
【マイホームブログ】お金編
マイホームブログ:住宅ローンはフラット35
まず何から取り掛かったのか。
私は資金計画からスタートしました。
疑問だったのは住宅ローンの借入可能額です。
今の年収でいくら住宅ローンを組めるのか分からなかったからです。
そこでリサーチした結果フラットの場合は年収400万を境に返済負担率が決められているためその範囲内で予算取りすればよいことが分かりました。
また将来のリスクに備えて私は固定金利を選びました。
フラット35を検討中の方は以下の記事でより詳細に解説しています。
【abeん家のマイホーム計画ブログ】住宅ローンはフラット35に決定!
マイホームブログ:諸費用公開
資金の目処がついたらいくらを予算にするかです。
借入可能額=返済可能額ではないので慎重にシミュレーションしました。
そこで困ったのが「どのくらいのお金がかかるのか分からない」ことです。
そこでマイホームにかかった諸費用を全て公開していますので予算計画の参考にして下さい。
「登記費用」「火災保険」「銀行費用(=住宅ローンに関わる事務手数料やつなぎローン費用)」人によっては「解体費用や地盤改良費用」など様々な費用がかかります。
マイホームにかかった諸費用は総額240万円ほどです。
私の場合水道工事・解体工事と一般的にはかからない出費があるので高めです。
諸費用は物件価格の5%~10%と言われますのでこのくらいの貯金が目安になりますね。
マイホームの建物総額は1800万(補助金160万マイナス後の価格)です。
諸費用の内訳は
- 水道工事68万
- 解体工事86万
- 銀行費用45万
- 登記費用23万
- 火災保険18万
より詳細な金額の解説はこちらの記事に譲ります。
住宅ローン借入先は【楽天銀行】審査口コミあり
次に住宅ローンで心配なのが審査ですよね。
私は楽天銀行でしたが事前審査はかなり甘いという印象。
マイホームの見積もり・日程がある程度分かった段階で事前審査に動けばokです。
本審査が本番です。
感想としては返済負担率をクリアして無理のない計画を立てればほぼ大丈夫なんではないでしょうか。
負債が多ければそれだけ借入可能額が減るのでその範囲内で計画することが大事です。
実際楽天銀行を使って感じたのは窓口がないことの大変さでした。
どんなことが大変だったのかまとめています。
【abeん家のマイホームブログ】住宅ローンは楽天銀行から【審査の口コミ】使って感じたデメリットも
マイホームで苦労したお金の話
マイホームにかかる費用はしっかりと計算し予測していたので問題ありませんでした。
しかし予想外の出費はあるものですね。
我が家の場合それが「立ち退き料」「水道関係費用」でした。
マイホーム建築予定地に賃貸の平屋住宅があり解体が必須でした。
立ち退きが難航したため立ち退き料を払いました。
2年以上に長引くとローンや子供の進学にも影響がでると判断したためです。
立ち退きが終わったあとは解体です。
これは予算取りしていたので問題ありませんでした。
ところが予想外だったのが「水道関係費用」です。
水道は調べてみないと分からないので注意ポイントです。
我が家の場合水道管を太いものに変えることや他人の敷地から入っている水道管を新たに取り出したことで予定外に出費がかさみました。
さらに「下水」も取り出す必要がありお金がかかりました。
総額でなんとかかった費用が68万円ほど。
泣きたくなりますね。
解体
私が行った解体費用節約法を解説しましょう。
解体費を節約する方法
貸家の家財類を放置したまま解体を依頼すると家具類も「産業廃棄物」となるため費用がふくれあがります。
そこで節約のコツは「不要な家財類」は自分で処分することです。
不要なゴミを廃棄する方法は3つ
- 臨時ゴミを利用して行政に回収してもらう(29600円かかりました)
- 量が少なければ自家用車でピストン輸送する
- 時間・人手がさけなければ業者を利用する
自家用車に不要な家具類を積み込み行政のゴミ収集所へピストン輸送するのも一つです。
車一台で○○トンまで1500円など行政ごとに価格が設定されているので安く廃棄することが可能です。
ただし
- 時間がかかる
- 人手がかかる
- 大量の場合困難
- 自家用車が汚れる
というデメリットがあります。
そんな時は行政に依頼して「ゴミ収集車」を呼ぶことが可能です。臨時ごみと言います。
かかった費用の総額は29600円でした。
ただし全てを屋外に搬出しなくてならないことや、時間指定が出来ないデメリットもあります。
そんな場合は業者に依頼するのも一つでしょう。
解体費用公開
やっと解体スタートです!
長かった。感慨深かったです。
延べ床面積は58平米弱の平屋を解体したのですが、かかった費用は86万円でした。
私が解体した建物は木造で、接道4mギリギリで大きな重機を運び込むことが困難な土地でした。
条件によって価格は異なるので見積もりを依頼して確認するのが一番です。
業者の繁忙に左右されるので早めに動いたほうがいいですよ。
【abeん家のマイホームブログ】古家の解体いよいよスタート!
滅失登記費用
解体した場合、滅失登記を行わなければいけません。
滅失登記はとても簡単な登記なので自分で行うことが出来ました。
専門家へ依頼すると5~3万円はかかるので自分でやってみましょう。
詳細なやり方はコチラにまとめてあります。
【abeん家のマイホームブログ】滅失登記は自分でできる5万節約の方法を教えます!
マイホームの火災保険&地震保険料
諸費用の一つである火災保険。
私が建てたマイホームは省令準耐火構造・耐震等級3ですので火災保険は長期一括払いで18万円でした。
省令準耐火構造&耐震等級それぞれ無しの場合28万円くらいになるのでかなり金額が違いますね。
火災保険の相場・詳細な内訳についてより詳しく知りたい方はこちらのブログをご覧下さい。
【abeん家のマイホームブログ】火災保険&地震保険【見積りで分かる相場】安くするコツあり
【マイホームブログ】計画編
資金の大枠を掴んだら次は土地です。
土地が無いとマイホームどころじゃないですからね。
ただし土地には
- 決まったハウスメーカーでしか建てられない土地(建築条件あり)
と
- ハウスメーカーの縛りが無い土地(建築条件無し)
があります。
そこで土地探しとハウスメーカー選びを同時進行で進めると良いですよ。
マイホーム一括資料請求
後悔しないために私は多数のハウスメーカー&工務店に資料請求しました。
- 多くの間取りプラン集を取り寄せたので我が家にピッタリの間取り図が作れた
- 外観の好みを夫婦で刷り合わせる資料になった
- ハウスメーカー毎の特徴が理解でき選択基準が分かった
- 完成までに壁紙や外壁、細かい収納アイデア等を考える上で重宝した
間取りには東入り玄関、西入り玄関等の方位と坪数毎に区分してあります。
色々なハウスメーカーの資料をたくさん取り寄せたことで間取りのアイデアが増えました。
ハウスメーカー毎にも特徴があり、家事や子育てがしやすいような動線のアイデア、書斎コーナーの作成等にとても役立ちました。
- 家族の洋服を一箇所に集めるファミリークローゼット
- 洗濯を乾かすインナーバルコニー
- 家事室などのユーティリティー
- シューズクローク
etc
実際我が家が間取りのカタログから拝借したアイデアは以下の通りです。
- リビングのコート掛け
- リビングの荷物おき(ランドセルなど)
- リビングの小物収納
- ミニ書斎
- 回遊動線
- 部屋干しコーナー
etc
回遊動線のアイデアは地元ハウスメーカーを参考にしました。
ミニ書斎は大手ローコスト住宅のアイデアを。
「リビング収納」や「コートクローク」「マガジンラック」を思いついたのは大手ハウスメーカーの資料のおかげです。
あなたのご家族が理想とする生活のリズム・ライフスタイルにあった間取りアイデアを集めましょう。
たくさんのプラン集を取り寄せて取り入れたいアイデアや間取りの理想像が固まったらあなたにとってピッタリの間取り作成を依頼した方が早いでしょう。
家づくりは情報戦といっても過言ではありません。
失敗しないためにやれることはとにかくやりましょう。
難しいことはではないのですが「知らないと思いつかない」そんな情報がパンフレットにはたくさん載っています。
私が間取り作成で重宝したサイトはタウンライフ家づくりです。
たくさんの間取り集オリジナルプランをもらったり、ネット非公開の土地情報の収集に役立ちました。
地元工務店の情報は地元住宅誌を購入するのがおすすめですよ。
私がもらった間取り図の写真等はこちらで紹介しています。
【abeん家のマイホームブログ】資料請求で電話攻勢&訪問営業を回避する方法
子連れで展示場を満喫しました
私達は資料請求してから展示場にいきました。
展示場はとても楽しいです。
たくさんお土産頂いたりコーヒー飲んでお話した。
でもどうせならあなたのマイホームに役立つ情報をしっかりと見学しておきましょう。
展示場に行く前に知っておきたいのは
- 展示場にいく前に理想とするマイホーム像を明確にしておく(大きさ等)
- 展示場は一般住宅より大きめに出来ているためサイズ感に騙されないこと
- 間取りの工夫&アイデアを見る
- 標準かオプションか確認する
- しつこい営業を避けたいなら混雑している連休が狙い目
この辺をおさえて見学するだけでマイホームに役立つ情報を収集できます。
展示場の見方・みたいポイントはこちらにまとめてあります。
【マイホームブログ】土地編
マイホームの土地探し
私は建築予定地があったのでマイホームはそこに建てる予定でした。
そのつもりで資料請求もはじめて展示場を巡っていました。
立ち退き完了後すぐに着手できるようにハウスメーカーも絞込み段階に。
ところが「立ち退き⇒解体」にいたるまで1年半近くかかりました。
このまま立ち退きを待っていたら何歳になるか分からない・・・。
そこで建築条件無しの土地を探したことも。
しかし良い土地が全く見つからない。
そこで土地の探し方自体をリサーチしてみることにしたんです。
するとどうやら良い条件の土地はスーモ等に掲載される前に売れていることを知りました。
スーモで検索しているだけではよい土地はみつからないので注意が必要です。
非公開物件の入手法をシェアします。詳細はコチラのブログにまとめています。
【abeん家のマイホームブログ】土地探し⇒非公開物件はこうしてGETする!
土地探しに疲れたときの対処法
土地が見つからないと精神的に追い込まれますよね。
でも物事って執着している時はうまくいかないものです。
私も立ち退きを諦めて土地探しを始めて何件がめぼしい土地リストを手に入れた頃に立ち退きが急遽決まりました。
どうしてもうまくいかない時は一旦ハネを伸ばしてリラックスするのもありです。
土地が見つからない場合に取れる対処法は3つです。
- 土地探しを諦める⇒建売
- 土地探しの条件を変える
- 土地の探し方を変える
より具体的な対策はコチラにまとめてあります。
マイホームの【土地がみつかるおまじない】
土地が見つからないとおまじないに頼りたくなる気持ちも分かります。
不思議なもので物事を強く熱望している時、執着が強い時ほどうまくいかないものです。
意外と【諦めた時に物事が動く】なんてことは往々にしてあります。
そこでおすすめるおまじないは
- 住みたい地域の住所や郵便番号を持ち歩く
- 住みたい地域をじっくり歩く
とにかくやれることをがむしゃらにやってみて、駄目なら一時諦めて気分転換しましょう。
そんな時におまじないの効果が現れるかも。
私は美容師ですが土地を売りたい人、買いたい人を引き合わせた経験があるんですよ。
何がきっかけになるか分かりません。
歩いている時解体現場に遭遇するのも珍しくありません。
住みたい地域の情報を持ち歩くことで情報に敏感になれます。
例えば住みたい地域の郵便番号を知っていますか?
もし知らなければふと耳にした土地の情報をスルーしてしまっているかも。
おまじないが効いて満足するマイホームが建てられますように。
親の土地にマイホーム⇒注意点
ようやく立ち退きが決定しました。
でもここからも課題山積みでした。
まずは土地の名義を整理することから始りました。
私は「母」「叔父」の土地を2つに分筆したのち母の土地にマイホームを建築しました。
分筆登記は土地家屋調査士の仕事なのですが、土地の名義を整えるには所有権移転登記が必要になります。
私は何も知らず土地家屋調査士に依頼したため司法書士にまた依頼する羽目に。
分筆は【司法書士に依頼して土地家屋調査士を紹介してもらったほうがスムーズ】です。
親名義の土地に家を建てる場合の注意点は全ての地主の承諾書が必要になること。
例えば母・叔父共有の土地に家を建てる場合2人の承諾書が必要ですし、抵当権設定に同意してもらわなくてはなりません。
地主が複数いるとこのように問題が増えるのでできるなら最初に権利関係は整理しておいたほうが楽ですでよ。
境界確定測量と分筆登記で56万ほど期間は6ヶ月ほどかかったので早めに動くべきでした。
親の土地にマイホームを建築予定の方は参考にどうぞ。
【abeん家のマイホームブログ】親の土地に家を建てる注意点:まとめ
【マイホームブログ】ハウスメーカー&工務店選び編
土地を探しながら信頼できるハウスメーカーを探しましょう。
私は立ち退きが長引いた際信頼できる設計士さんに出会い、そのおかげで満足のいくマイホームを建てられました。
土地を決定する際にも信頼できる担当者と現地を見学して助言をもらうとより安心です。
マイホーム誰に頼む?ハウスメーカー&工務店選び
私は工務店・ハウスメーカーを選ぶ際快適性・耐震性を重視しました。
快適性とは「夏涼しく冬暖かいこと」。
耐震性は「耐震等級」で担保しました。
でも性能だけで工務店&ハウスメーカーを選んではいけません。
いくらパッケージが良くても実際の作り手に影響されるからです。
私はそこで信頼できる担当者も重視しました。
「高気密・高断熱って何?」「耐震等級って何?」「工務店に依頼して失敗しないの?」そんな疑問はこちらのブログもあわせてお読みください。
夏涼しく冬暖かいマイホームが理想⇒こんな工務店を選ぼう!
夏涼しく冬暖かいマイホームを建てるために重視したのが【高気密・高断熱】です。
これらを客観的に比較する基準に「UA値・C値」があります。
ちなみにマイホームはC値1.56です。
北海道基準が2.0以下なのでこれを一つの目安にできそうです。
各県毎のC値基準など詳しい情報はこちらで紹介しています。
【abeん家のマイホームブログ】夏涼しく冬暖かい家を建ててくれる工務店の選び方
地震に強いマイホーム⇒こんなハウスメーカーを選ぼう!
マイホームの耐震等級は3です。
一番地震に強いとされる等級です。
耐震等級って何?耐震等級3相当って何?
より詳細な情報はこちらにまとめています。
【abeん家のマイホームブログ】地震に負けない!ハウスメーカー選び
工務店決定しました!
片っ端から資料を取り寄せ展示場もたくさん巡りました。
そしてようやく工務店が決定しました。
花坂ハウス工業という会社です。
立ち退き交渉の最中からずーっと相談に乗ってくれました。
水道関係などにも詳しくフットワークもよく迅速に動いてくれました。
- コスパがよかった
35坪1800万円という価格(補助金160万)で高気密・高断熱、高耐震性を担保できたこと。
- 担当者が信頼できた
- 自社大工がいる
詳細はこちらのブログにまとめてあります。
【abeん家のマイホームブログ】工務店決定⇒花坂ハウス工業に決めた理由
仙台工務店ランキング
ローコストで高品質なマイホームを建てたい。
そのために私は色々なハウスメーカー&工務店を比較検討しました。
そして花坂ハウス工業に決めたのですが他にも印象が良かった工務店は
- あいホーム
- 高勝の家
- 鎌田工務店
- スモリの家
- タカハシ建築工房
- 森のめぐみ工房
など。
仙台の工務店を比較検討した結果「35坪前後の家は1800万~2300万くらい」で建てられる印象でした。
各工務店の特徴などはこちらのブログにまとめています。
【マイホームブログ】間取り編
間取り
間取りにはこだわりました。西玄関で1階と2階が同じ大きさの家です。(総二階)
一階には玄関、和室とLDK、浴室、洗面脱衣室、トイレがあります。
二階は夫婦の寝室と子供部屋1室、セカンドリビング1室、物干しスペース、トイレがある4LDKの家です。
間取り作成の際「よくある後悔ポイント」をまず参考にしました。
- 玄関が狭すぎた(or広すぎた)
- 収納不足
- 階段や廊下が無駄に多い・暗い
- 視線・音・匂いに配慮しなかった
- 老後まで視野にいれなかった
これらを考慮して間取りでこだわったこと。
- 家事がしやすい動線
- 部屋干しスペース
- 適度な玄関の広さ
- リビングにコートかけ、荷物置き場(ランドセル置き場)
- PCコーナー
- ミニ書斎
- どこからでもテレビが見えるldk
- あとから追加不要な充分な収納量
- 廊下を極力減らし居住空間を広く取る
- 家相
- 匂い、音への配慮
- 通風と日当たりへの配慮
共働き夫婦なので部屋干しスペース確保は重要でした。
賃貸時代は室内用の物干し竿では足りずカーテンレール等にも一部干していました。
乾きも悪いうえにカビの原因にもなりますよね。
そこでマイホームでは2階階段フロアに部屋干しスペースを確保しました。
上昇気流で乾きやすいからです。
また、料理しながらテレビが見たいという妻の要望もあったのでテレビ配置にもこだわりました。
逆光や動線が重ならない位置を検討しリビングを広く使うために「首振りが可能な壁掛けアーム」を採用しました。
55インチですが大きすぎずバッチリでした。
テレビを配置した様子や55インチテレビのサイズ感、部屋干しスペースで使っている金具など詳細はコチラにまとめています。
【マイホームの部屋干しスペース】←階段フロアにした理由【ブログで解説】
間取りの本
間取りを作る時の注意点を知りたかったので参考書を探しました。
ブックオフなどを歩いてみたりしたのですがいまいち抽象的で良い本はありませんでした。
ところがこの本だけは違いました。
間取り作成でありがちな失敗に対する対策が掲載されているのでとても参考になりました。
例えば
- リビング階段は寒くならないように注意
- 玄関から家の中が丸見えにならないか?
- トイレの音や匂いがリビングで気にならないか?
- 暗くないか?
- 通気性は?
間取りで知っておきたい注意点や、気づかないアイデアが満載の本です。
ハウスメーカーの担当者は基本クレームを避けたい心裡が働きますから建築主の言う通りに間取りを作りがちです。
だからこそ建築主は間取りの良否を判断できる目を養わなければいけません。
これも後悔しないための秘訣です。
マイホームの間取り自作あり?なし?
マイホームは思い通りに作りたいと思いますよね。
でも自作間取りを持ち込んだら嫌がられないのか?気になるのも事実。
全く問題ありませんでしたよ。ただし注意点もあります。
それはプロの意見を取り入れながらよりよいものに昇華させていくことです。
自作はあくまで自作なので家族のアイデアを形にするという意味で自作するのはいいことです。
ただし土地に当てはまらない場合等もありえるのでマイホームのアイデアを形にして伝えるアイテムとして利用すればよいでしょう。
【abeん家のマイホームブログ】間取りを自作しました!よかったこと&注意点
【マイホームのお風呂】こだわりは「断熱」&失敗は「色選び」
賃貸時代お風呂が寒すぎて死ぬ思いをしました(笑)
マイホームのお風呂は「暖かさ」を重視してオプション無しで断熱性能がもとから高い「クリナップユアシス」に決定。
実際住んでみた感想ですが外気温がマイマスになる日、1度台の日はさすがに寒かったですがそれ以外は快適です。
寒い日は小さなヒーターを併用しています。
仙台以北の方は浴室暖房を入れるのもありかも知れません。
色選びで失敗だと感じたのは「床の色をグレーにしたこと」。お風呂掃除後に洗剤跡が目立つからです。
詳細な説明と実際につけてよかったオプション等は以下のブログで紹介しています。
【abeん家のマイホームブログ】お風呂の暖かさを重視しました
マイホームの収納計画
収納を重視してマイホームを計画したお陰で引越し後もすっきり快適に生活できていますよ。
マイホームで用意した収納はこの通り。
- リビング収納
- コートクローク&ランドセル・鞄置き
- 洗面所(脱衣室)にパジャマ収納・下着入れ
- パントリー
- 1階・2階にそれぞれ廊下収納(掃除機やトイレットペーパー、ティッシュストック等)
- 二階にウォークインクローゼット
- 書斎収納
- 各部屋に押入れ・クローゼット
35坪の広さでこれくらい収納確保可能です。
洗面所に家族分の棚を用意したのが便利でした。
実際の写真をご覧になりたい方は以下の記事で紹介しています。
【abeん家のマイホームブログ】収納どのくらい作る?の答えあります
マイホームのクローゼット計画
収納幅や奥行きも迷うところですね。
結論としては
奥行き
- 小物を収納するなら奥行き40cmあると対応可能
- クローゼットケースを置くなら奥行き60cmがベスト
- 押入れ用の衣装ケースを使うなら80cm(ただし奥行きが深すぎると使いにくい)
- 布団の収納は最低70cm
ハンガーパイプの幅は
- 男性90cm~120cm
- 女性180cm
とされています。
実際収納してみた感じですがハンガーパイプは収納スペースが確保できるならより広めがおすすめです。
実際衣装をかけた状態の写真をご覧になりたい方は以下の記事もあわせてご覧下さい。
【マイホームのウォークインクローゼット】奥行き・幅紹介【ブログ・実例あり】
マイホームに欲しい【リビング収納&コートクローク】ランドセル置き場あり
マイホームのキッチン計画
マイホームのキッチン計画では
- 収納量の確保
- 適切な広さ(通路幅)
- 家事負担軽減
を慎重に検討しました。
賃貸時代にキッチン収納量をシミュレーションして過不足しないよう計画しました。
LDKを圧迫しないキッチンの広さや家事負担軽減に役立つオプションを導入しました。
マイホームの階段
マイホームの階段で注意したのは
- 風水&家相
- 動線
- 採光&通風
です。
リビング階段はプライバシーの観点から見送りましたが正解でした。
階段下トイレを設置しましたがとても快適です。
安全な階段の寸法や階段下トイレ検討中の方は参考にどうぞ。
【abeん家のマイホームブログ】安全&快適な階段計画【寸法&画像あり】
【マイホーム計画の注意点】
トラブル対策
マイホーム完成まで色々なトラブルがありました。
- 立ち退きトラブル
- 軽いご近所トラブル
- 水道トラブル
- 外壁トラブル
- 寸法トラブル
立ち退きは時間&お金がかかり大変でした。
立ち退き後、解体工事まで時間がかかったことでご近所さんと軽いトラブルもありました。
さらに水道管のトラブルで2階建て用の水道管が当初引け無いトラブルも。
建築途中はサイディングの施工ミスや、棚の寸法ミスもありました。
このようにマイホームにトラブルはつきものです。
経験からおすすめしたいトラブル回避策は以下3つです。
- ヒューマンエラーはあると思って現場に足を運ぶ
- 打ち合わせ内容は証拠に残しておく
- 現地確認時は「内寸」「外寸」をしっかり把握しておく
- ご近所に挨拶をしておく
これらが大事です。
トラブルの詳細&回避策の詳細はこちら。
【abeん家のマイホームブログ】マジか?!起きたトラブル5選⇒解決法あり
【マイホームブログ】建築の様子
マイホームの地鎮祭
マイホーム完成に向けて一番最初に行うのが地鎮祭ですよね。
私は地元の神社に依頼しました。
初穂料は3万円。
エイエイエイという掛け声で砂山を崩すあの儀式も経験しました。
その他玉串ほうでんもあるので事前にチェックしておいたほうがいいです。
当日、神主さんに教えてもらえるので気負うほどのものでもないので大丈夫です。
当日の様子はコチラにまとめめています。
【abeん家のマイホームブログ】地鎮祭の費用公開&やること解説
マイホームの基礎工事スタート
基礎工事にかかったのは雨も途中ふったためトータル3週間ほどでした。
上棟
マイホームのコンセプトはランニングコストをできるだけおさえることでした。
将来補修するコストがかからないことを出来るだけ重視しました。
そこで採用した屋根材は「ディプロマット」というものです。
【abeん家のマイホームブログ】上棟しました!こだわりの屋根材ディプロマットを選んだ理由
【屋根】寄棟&ディプロマット
マイホームの屋根材はメインテナンスコストが低いディプロマット&寄棟にしました。
屋根の形には
- 寄棟
- 切妻
- 片流れ
がありますがマイホームは寄棟に。
それぞれの外観イメージが知りたい方はこちらの記事も参考になります。
【abeん家のマイホームブログ】屋根は寄棟【ディプロマット】で仕上げました!
マイホーム建築中に台風に襲われる
昨今災害が多い日本列島。
我が家も例に漏れずマイホーム建築の真っ最中に【大型台風19号】が襲来。
お陰さまで被害を受けることなく無事完成にこぎつけることができました。
工務店さんの対応に感謝です。
【abeん家のマイホームブログ】建築中に過去最強クラスの台風襲来
マイホームの気密検査実施
マイホームで重視したことの一つが高気密でした。
実際にマイホームで気密検査をしてくれる工務店を重視して選びました。
結果は1.56でした。
検査の様子は別途コチラのブログにまとめています。
マイホームの外壁決定
マイホームの外壁は「白・茶」の上下2色としました。
一階を白としたのは「明るさ」を重視したからです。
また素材は15年メンテナンスフリーの防火サイディングを選びました。
外壁選びこれからという方はこちらの詳細もどうぞ。
マイホームの照明完成
マイホームの照明はほとんど建築士さんにお任せでした。
照明でとても便利に思うのは人感センサーです。
玄関から階段、二階フロアに至るまで人感センサーの照明なので照明の消し忘れもなく快適です。
部屋ごとに照明を解説しています。
マイホームのカーテン
マイホームのカーテンで迷ったのは「横滑り窓」や「ハイサイドウィンドウ」にロールスクリーンをつけるか。
費用のこともあるので迷ったのですがやはり全てに取り付けて正解でした。
あとから設置するとなると時間・費用も高くなりますし、なにより外の目を気にしながら生活するのはストレスですからね。
和室はプリーツスクリーンというものにしました。
プリーツスクリーンは半分レースにしたり天気や季節によって使い分けができるのでおすすめです。
和室に合わせて和を感じる色にしてみました。
カーテンを設置する際はエアコンとカーテンレールの干渉に注意が必要ですよ。
【abeん家のマイホームブログ】カーテン&ロールスクリーン設置完了
マイホーム引き渡しと住所変更のタイミング
家づくりもいよいよ完成間近となると最後の難関が登記です。
どのタイミングで住民票を移動すればよいのか?銀行が行う抵当権設定登記以外に必要な登記は何があるのか?詳しく解説しています。
【abeん家のマイホームブログ】住所変更丸分かり超簡単解説→図解あり
マイホームの外構完成
外構完成しました。
工務店やハウスメーカーに外構を依頼すると中間マージンが発生するからどうしても高くなりがちです。
マイホームの外構費用は50万を目標に計画しました。
外構費用を節約するためにやったことは
- 複数の見積りを取ること
- 残土処分費を減らすこと
- 不要な部分を削ること
等です。
結果当初の見積額90万から50万円台に節約できました。
ただし唯一後悔したのは外構なんです。
予算が抑えられたのはよかったのですが駐車場の傾斜がきつすぎました。
原因は時間がないために焦って決断したため。
外構は着手タイミングが大事です。
外構の着手タイミングや費用節約の詳細はこちらのブログ記事にまとめています。
【abeん家のマイホームブログ】外構予算50万⇒見積もり公開
マイホーム内覧会
マイホーム【内覧会/全体編】35坪は狭い?【結論:4人家族はちょうどいい】写真あり
間取りがある程度きまってくると悩ましいのが実際の広さが分かりにくいことです。
例えば私が不安だったのは玄関の広さです。
実際は広い?それとも狭い?写真と寸法をアップしているので「狭くないかな?」と不安なら参考になると思います。
【abeん家のマイホームブログ】内覧会全体編:玄関・和室・洗面所・部屋干しスペース
マイホーム【内覧会/リビング・ダイニング編】Ldk16畳は狭い?写真あり
次に気になるのはリビングやダイニングの広さではないでしょうか?
マイホームのLDKは15.6畳なのですがリビングクローゼットなどを除くと14畳です。
6畳の和室をつなげているので和室不要という場合は35坪の家なら20畳はLDK確保できます。
15.6畳のLDKですが快適に生活しています。
暖房効率も良いし家族3人なのでちょうど良い広さです。
和室があるのでゴロゴロできるのも気に入っています。
実際にどのくらいの広さか感覚的に理解してもらえるようにキッチン側からの写真や実際の寸法を紹介しています。
マイホーム内覧会キッチン編
LDKが15.6畳だからこそリビング・ダイニングをできるだけ広く使いたいと考えました。
となると迷うのがキッチンの通路幅です。
キッチン通路幅を広く取りすぎるとリビング&ダイニングが狭くなりますよね。
かといって狭いと使いにくい。かなり悩みました。
結局採用した通路幅は90cm。
問題ありませんでした。
実際どのくらいのイメージか知りたいという方向けに写真付きで解説しています。
冷蔵庫を開閉した時の余裕幅などもまとめていますので参考にどうぞ。
【abeん家のマイホームブログ】キッチン内覧会:広さどれくらい?通路幅解説あり
マイホーム【内覧会ミニ書斎2.4畳編】最低限のスペースで超快適!
マイホームに書斎が欲しいと思う男性は少なくないと思います。
女性で家事室が欲しい人もいるでしょう。
35坪あれば収納をたっぷり確保したうえで書斎を作ることも可能です。
実は我が家当初は子供2人計画だったので2階に子供部屋2室確保したかったんです。
そこで寝室に併設する形でミニ書斎をつくりました。
コジンマリとした広さで落ち着くし快適ですよ。
【abeん家のマイホームブログ】内覧会【ミニ書斎2.4畳編】
キッチンのオプション紹介
キッチンのオプションで取り入れたのは
- 食洗機
- 洗エールレンジフード
の2つ。
食洗機は間口が45cmタイプ。
内覧会会場では使い方・使い勝手より詳細に解説しています。
マイホームのキッチン【オプション】洗エールレンジフード&食洗機がおすすめ
【内覧会】マイホームの収納編
ウォークインクローゼット編
ウォークインクローゼットは2段パイプと稼動棚をつけました。
実際の寸法も公開しています。
実際の写真をご覧になるともう少し広い方がいい、同じくらいがいいと参考になると思います。
【マイホームのウォークインクローゼット】奥行き・幅紹介【ブログ・実例あり】
リビング収納編
リビングには「ランドセル置き場・コートクローク・リビング収納」を作りました。
こちらも実際の寸法を紹介していますので参考にして下さい。
マイホームに欲しい【リビング収納&コートクローク】ランドセル置き場あり
廊下収納やパントリーなど
充分な収納量にこだわりました。廊下収納等過不足ないように「どこに何を入れるか」シミュレーションして収納計画を立てました。
【abeん家のマイホームブログ】収納計画⇒どのくらい作った?ブログで公開【内覧会・写真あり】
【内覧会】キッチン収納量が分かる
マイホーム建築前にキッチンで収納するものをリストアップしました。
そして過不足ないか確かめて計画したのでうまくいきました。
無駄に収納が多いと例えば吊戸棚が視界を遮り開放感が出ませんので予めシミュレーションしてみるといいです。
クリナップのラクエラというキッチンですが収納量バッチリで家電収納庫・ゴミ箱も便利です。
【abeん家のマイホームブログ】クリナップラクエラの収納量が分かる内覧会
棚の奥行き&高さ&幅に応じた収納用品紹介
棚の奥行きや幅を決めたらどんな小物を使うのか決めるのもマイホームの楽しみの一つですよね。
おしゃれな収納を使いたいというご家庭もあれば100均で充分というご家庭もあるでしょう。
IKEAの収納用品はリーズナブルでありながらお洒落でかわいいのでおすすめですよ。
【abeん家のマイホームブログ】クローゼット奥行き60cmに最適な衣装ケース紹介
【abeん家のマイホームブログ】奥行き40cmの収納ケースおすすめ厳選7点
マイホーム引越し後
お気に入りのマイホームですからいつまでも綺麗に使いたいですよね。
私はいつまでの綺麗にマイホームを維持したいから新生活にあわあせて小物を用意しました。
お掃除ロボットもその1つ。
また新生活に必須な「光回線」も業界最安値のエキサイト光を導入しました。
より詳細な情報はこちらにまとめてあります。
マイホームの後悔ポイント
マイホームで失敗を避けるために必要なのは
- 入念なリサーチ
と
- 信頼できる担当者
の存在です。
入念なリサーチや、信頼できる担当者との出会いでほとんど後悔の無いマイホームができました。
ただしそれでも後悔ポイントはあります。
それは
- 駐車場の傾斜
- 家全体の温度差
です。
信頼できる担当者の見極め方や入念なリサーチが何故大事なのか詳細な情報はこちらにまとめています。