丸くてつるん。
プチッと割って食べる楽しさと、老舗の確かな味わい。
福島・白河の銘菓「玉嶋屋の玉羊羹(たまようかん)」を実際に購入・実食してみたリアルなレビューを今回はお届けしましょう。
玉羊羹ってどんな和菓子?|老舗・玉嶋屋とは
玉嶋屋(たましまや)は、福島県白河市にある創業1804年(文化元年)の老舗和菓子店。
その看板商品が、今回ご紹介する「玉羊羹(たまようかん)」です。
見た目はまんまる。
風船のようなゴムに包まれた羊羹を爪楊枝でプチッと刺してむくという、ちょっと珍しいスタイル。
味だけでなく、「食べる体験」そのものが楽しいのも魅力です。

その歴史は古く二本松藩御用達の品だったんだとか!
流石と納得の商品でした。
では、実際に商品を紹介していきますね。
開封レビュー|箱もレトロで可愛い!
白地に大きく「元祖 玉羊羹」の文字が堂々とあしらわれたちょっとレトロで高級感のあるパッケージ。
シンプルながらもこの存在感!
老舗の風格を感じさせますよね。
手土産としても映えるデザインですよね。
実食!ぷちっと割って、つるんと一口
箱を開けると、きれいに並んだ黒光りする球体たち。
最初見た時驚きましたよ。
何だこれって!
この球体がすべて羊羹なんです。
ゴムに包まれていて付属の「楊枝」で指すと「ツルン」と羊羹が現れるんです。

初めての方は戸惑うと思いますが、大丈夫。
右側には開け方の説明書きがあります。
冒頭にも言いましたが、私羊羹あまり好きじゃないんですよ。
何故って?
甘すぎるからです。
ところがこれは「私の中で」衝撃でした。
その見た目も楽しいのはもちろんですが、絶妙な甘さでとても美味しい。
羊羹嫌いの私でさえも虜にさせられたのが玉嶋屋の玉羊羹でした。
このプチっと工程が楽しい。
今日は1個にして明日にしよう・・・
なんて思っていたのに、あっという間に一日で一人二個づつ完食してしまいました。
なめらかな口当たり
くどくない上品な甘さ
昔ながらの和菓子らしい素朴な味わい。
冷やしたり、お茶と一緒にいただくと、まさに至福の時間です。
外箱もレトロでかわいらしく、手土産にしても喜ばれること間違いなしですね。
