

マイホームの外観テイストは様々ありますが、今回紹介するのは「北欧・北米風」スタイル。
この記事では、まず北欧・北米風外観の特徴を要素ごとに分解した上で、実際に各社の公式サイトの施工事例を最低1件ずつ確認し、印象に残った点や「こんな人に向いていそうか」という視点でまとめました。
他の外観スタイルが気になる方は以下の外観スタイルのまとめ記事を参考にしてください。
住宅の外観スタイルを詳しく見る
北欧・北米風とは
レンガ調、切妻屋根、彩度のある差し色が特徴です。
海外のような佇まいに憧れる人から根強い人気があり、輸入建材ならではの重厚感が魅力です。
北欧系は白やグレーに木製窓枠、北米系はカバードポーチや上げ下げ窓など、地域によって細かな違いもあります。

北欧風の特徴
- 色使い: 白・グレー・ペールブルーなど、彩度を抑えた寒色・中間色が中心。差し色があっても控えめ
- 屋根: 急勾配の切妻屋根(積雪対策の実用性から)
- 窓: 木製サッシ、小さめの窓を複数配置(断熱性能を重視した結果)
- 外壁: パネル系の下見板張り、またはフラットな塗り壁。木材を使っても塗装してマットに仕上げることが多い
- 装飾: 基本的に少ない。「引き算のデザイン」に近く、北欧家具・インテリアのイメージと地続き
- 全体のキーワード: 機能的、スカンジナビアンモダン
北米風の特徴
- 色使い: ネイビー・レッド・イエローなど、彩度のある差し色を外壁や玄関ドアに使うことが多い
- 屋根: こちらも急勾配の切妻が多いが、北欧よりシルエットに動きがある(煙突風の造作が付くことも)
- 窓: 上げ下げ窓(サッシを縦にスライドさせるタイプ)が象徴的。窓の外側にオペラブルシャッター(開閉できる装飾シャッター)を付けることが多い
- 外壁: レンガ、または下見板張り(ラップサイディング)。北欧より素材の主張が強い
- 装飾: カバードポーチ(屋根付きの玄関ポーチ)、柱状のポスト(カラムポスト)、白いピケットフェンスなど、装飾的な要素が豊富
- 全体のキーワード: カントリー、アメリカンクラシック、カリフォルニアスタイル
玄関ポーチは庇がかかっていることは多いですが、カリフォルニアスタイルは玄関ポーチを屋根にして玄関前スペースを有効活用できる「カバードポーチ」が特徴的です。

全体のフォルム・構造
全体のフォルムの特徴と構造
- 玄関前にポーチ(カバードポーチ)を張り出させる
- 出窓や煙突風の造作で、立体感を出す
玄関先のポーチが海外らしい佇まいを作っています。
屋根
屋根の特徴
- 急勾配の切妻屋根(北欧・北米とも定番)
- 屋根材はアスファルトシングルで、陰影のある質感を出す
- 軒天や破風板に、白などのコントラストカラーを使う
急勾配の切妻屋根が、雪国由来の機能性と、海外らしい見た目を両立させています。
外壁の色・素材
外壁の色・素材
- レンガ調タイル、または下見板張り(ラップサイディング)
- 北欧系は白・グレー・淡いブルーなど、北米系はネイビーやレッドなど彩度のある差し色
- 木製の窓枠やシャッターをアクセントに使う
下見板張りとは横に長い板材を縦方向に少しづつ重ねながら貼る工法で、高い防水性を発揮し、立体的な仕上がりが特徴的ですよ。彩度のある差し色を1色だけ効かせることで、海外の住宅らしい華やかさが生まれます。
窓
窓の特徴
- 上げ下げ窓(縦に開閉するタイプ)を採用する
- 窓の外側にシャッター風の装飾(オペラブルシャッター)を付ける
- 窓枠を白や木製で縁取り、輪郭をはっきりさせる
上げ下げ窓とシャッター風の装飾は、北米風を象徴するディテールです。
玄関・ドア
玄関・ドア
- ポーチに柱(カラムポスト)を立てて、張り出し感を強調する
- 真鍮やアイアン素材の照明・ポストを添える
植栽・外構との関係
植栽・外構との関係
- 白いピケットフェンス(柵)で庭を囲む
- シンメトリーに植栽を配置し、整った印象を作る
海外のような佇まいに憧れがある人、建材の立体感・重厚感にこだわりたい人に向いているテイストですね。
早見表:6社の特徴
| ハウスメーカー | 特に強い点 | こんな人向け |
|---|---|---|
| スウェーデンハウス | 北欧輸入住宅の代名詞、デザイン満足度で複数年1位 | 本格的な北欧住宅を求める人 |
| 三井ホーム | 創業以来の輸入住宅実績、設計自由度の高さ | 自由設計で輸入住宅を建てたい人 |
| 一条工務店 | 北欧デザインの実例あり | 性能と北欧テイストを両立したい人 |
| アイフルホーム | リゾートライクな実例 | コスパ良く北米風を取り入れたい人 |
| クレバリーホーム | カリフォルニア風・北欧テイストの実例 | タイル外壁で北米風を求める人 |
| セルコホーム | 北欧テイストの実例 | 細部まで北欧テイストにこだわりたい衣人 |
大手から中堅・ローコストまで幅広く選定しました。
ハウスメーカーはエリアによって施工可否が変わるので「あなたのご予算・地域」で対応可能なハウスメーカーを自動選定してくれる一括請求サイトを使うと便利です。

北欧・北米風が得意なハウスメーカー5選
スウェーデンハウス
顧客満足度調査の「デザイン」項目で複数年にわたり高評価を獲得しており、デザイン性への信頼が厚い会社です。
社名の通り北欧輸入住宅を主力としていて、本格的な北欧デザインを求める人の定番候補になっています。
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三井ホーム
1974年の創業以来、ツーバイフォー工法による輸入住宅を数多く手がけてきたパイオニア的存在です。
自由度の高い設計対応への評判もあり、北米風・北欧風どちらの要望にも応えやすい懐の深さがあります。
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一条工務店
「性能には満足」という口コミが多く、高気密・高断熱という性能面への信頼の厚さが特徴です。
北欧建築がもともと寒冷地仕様から発展してきたことを考えると、性能重視の家づくりという点で相性の良さを感じますね。
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クレバリーホーム
総タイル外壁のメンテナンス性への評価が高く、実例には北欧テイストやカリフォルニア風の平屋も見られます。
素材の耐久性を重視しつつ、海外のような佇まいを取り入れたい人に向いています。
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アイフルホーム
FC(フランチャイズ)形式で全国に展開しているため、地域ごとの気候や文化に対応しやすいという声があります。
ローコスト帯でも北欧・北米風のデザインを選べる手軽さが魅力です。
セルコホーム
カナダの輸入住宅をルーツに持つ会社で、本格的な北米の住まいづくりのノウハウに強みがあります。
素材や意匠にカナダらしいこだわりが感じられる実例が多く見られます。
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