こんにちはアベです。
今回はマイホームの収納を紹介します。
そんなに大きなお家ではないので居住空間を無駄に削りたくない。かといって収納が足りないと後悔しそう。
ということで過不足無い収納を確保するため入念に準備しました。
まずはマイホームでどのくらい収納を確保したのか間取り図を使って説明していきましょう。
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新築の収納はどれくらい必要?【35坪・3人家族の実例】
新築の収納は12%~15%が標準
ハウスメーカーや工務店でよく取り上げられる収納率の目安は総床面積の12%~15%の間ですね。
戸建て住宅の収納面積の割合として、12〜15パーセントが目安とされています。
あくまでもこの数値は目安なので、この割合に頼りすぎないようにしましょう。
他の収納を考える要素として、今現在の収納量を考慮して、増やすべきか否か検討してみても良いでしょう。
あくまで目安にすぎませんよね。
収納を多くとるほど居住スペースが圧迫されてしまいます。
逆に収納が少ないと物が溢れて後悔することに。
そこで我が家では以下の手順で収納計画を考えました。
新築の収納計画
物を減らす
まず初めに「不要な物を捨てる」ことにしました。
例えば
- ここ1年使わなかった食器類
- クローゼットに眠ったままの衣類
特に我が家は両親や祖母からもらった食器類がおおかったです。
夫婦で毎晩「いる」「いらない」ボックスを作って断捨離しました。
所有物をカテゴリー別に分類する
所有物をカテゴリー別に分類して量を把握します。
収納計画のカテゴリー例
- 衣類
- 寝具
- キッチン用品(食器・フライパンなど)
- 家電(炊飯器・電子レンジ・トースター・コーヒーメーカー・掃除機・洗濯機・扇風機・電気ストーブetc)
- 家具(購入予定・または今使用中のものを持参する場合は寸法を把握)
- 文房具&小物類
- ストック品(ティッシュ・トイレットペーパーなど)
- 食料品(冷蔵庫に入れない、お米、ミネラルウォーターのストック品など)
- ゴミ類(段ボールなど)
- 祭事(兜やお雛様など)
- 将来購入予定のもの(お子様が小さい場合など)
- etc
カテゴリー別に使う場所に近い位置に収納を計画する(間取り図に落とし込み)
例えば寝具なら寝室や和室に近い位置に収納する必要があります。
衣類の量からクローゼットのハンガーパイプの長さを検討する必要があります。
文房具・文具は良く使うリビング近くが「使ったら片付ける」点で効率的ですのでリビングクリーゼットの要否を検討します。
では実際に1階・2階のどこに何を収納したのか間取り図で紹介していきましょう。
1階に何を収納したか
1階の間取り図がこちら。
マイホームの収納スペース(1階)
- パントリー(食品・調理関係)
- 廊下収納(トイレットペーパー・ティッシュペーパー等ストック・掃除機・マルチメディアポート)
- マガジンラック(雑誌・新聞・書類)
- リビング収納(小物・書類)
- コートクローク・鞄置き場(ランドセル&仕事用の鞄)
- パジャマ置き場
- タオル・下着入れ
- カップボード&吊戸棚
次は2階の収納スペースと間取り図です。
マイホームの収納スペース(2階)
- 押入れ(布団や季節用品)
- ウォークインクローゼット
- 子供部屋にクローゼット書斎に収納棚
おおまかに間取り図のこの位置に収納が欲しいと計画したら収納に使いたい用品にも目星をつけておくと尚良しです。
収納用品まで落とし込む
小物類は最低4種類に分類したいと考えたとしましょう。
4種類に分類するのにオシャレでかわいい収納ボックスを見つけても収納場所に合わないとおけなくなってしまいます。
そこで例えば無印良品の引き出しを使いたいならその寸法をあらかじめ想定して確保しておくと良いでしょう。
では我が家の各収納スペースを写真付きで紹介していきます。
新築の収納どれくらい用意した?35坪3人家族の実例
パントリー
パントリーに置いているものはこんなものです。
参考
- カップ麺
- お菓子類
- お弁当箱
- 調理小物(ビニールなど)
食料品・キッチン用品のストックスペースに使っています。
パントリーは可動棚にしており「幅77cm奥行き42cm」です。
下段は資源ゴミ(ダンボール・雑誌類)スペースに使っています。
新築する際迷ったのがパントリーの位置です。
重視したポイントは
- キッチンからの距離が近いこと
- キッチンの作業動線とかぶらないこと
です。
お料理している後ろを通る動線だと危険だし邪魔ですよね。
廊下収納(掃除機やトイレ用品のストックスペースに)
マイホームのトイレは階段下です。
トイレ内に収納スペースを用意しなかったので近くにお掃除用品を収納したかったのです。
そこでトイレ前の廊下に収納を作りました。
ここの廊下収納にはトイレ用品の他「掃除機」「扇風機」「通信機器」「工具」などを収納しています。
廊下収納は4段になっています。
下段から紹介していきましょう。
扇風機や掃除機が入っているスペースが下段。
奥行有効で40㎝幅は80㎝高さは70㎝。
トイレットペーパーが入っている中段は高さは45㎝、幅38.5cmづつになります。
このスペースがあればトイレットペーパーがすっぽり入ります。
上段は高さが約40㎝。奥行は同様に有効で40㎝ほど。
工具箱やマスク・ティッシュ、その他ストック置き場にしています。
最後が最上段です。
最上段は普段使わないビニールプールやエアーポンプ、非常持ち出しバック(災害用品)を置いています。
このスペースはコードレス掃除機購入時の収納スペースとして確保しました。
まだ購入していないのでおけるかどうか。
2階トイレの排水管を通すため狭くなってしまった。
コンセントも用意済です。
廊下収納は奥行きが有効幅40取れるか心配したのですがちゃんと扇風機も収納できて安心しました。
リビング収納(書類・小物整理とコートクロークの併設)
リビングが雑然とするのは嫌だったのでリビング近くに書類や小物を整理できる収納を用意しました。
稼動棚にIKEAの収納ユニットを置いています。
下段奥にあるのが書類収納です。
引き出しは小物入れに使っています。
リビング収納脇にコートクロークや鞄置き場も用意しました。
生活動線を考え家に帰ってきたらコートをかけて荷物を置けるように考えました。
マイホームのリビング収納について【リビング収納&コートクローク】ランドセル置き場ありでより詳しく紹介しています。
マガジンラック
雑誌や新聞類を整理できるマガジンラックを付けてもらいました。
雑誌や新聞などを整理整頓できます。
これはかなり便利です。
ストックしておきたいクーポンチラシなんかをクリアケースに入れて保存したりするのにも便利です。
洗面所の収納(タオル・パジャマ・洗剤ストックなど)
洗面所にも稼動棚の収納スペースを用意しました。
- 1人1段使えるパジャマ収納
- タオルのストックスペース
- 洗濯カゴスペース
こんな使い方ができます。
なお担当建築士さんのアドバイスでコンセントも設置し「シェーバーの充電」が可能です。
下段にランドリーバスケット用のスペースも予め想定しておきました。
ランドリーバスケットは樹脂製で軽くて持ち運びしやすいIKEAのTORKIS(トルキス)を購入しました。
とても軽くて柔らかい素材です。
二階にもって行くのにも便利です。
上段は洗剤などのストック品置き場に。
可動棚なので後から棚を追加することが可能です。
家族毎に収納スペースを作ってよかったです。
とても便利です。
洗面所には下着収納も用意しました。
下着用のハイチェストは前から使っているものを流用しました。
あらかじめ使いたいチェストの寸法分スペースを確保しておいて正解でした。
クリナップラクエラのキッチン収納&カップボード(吊戸棚・家電収納庫・ごみ箱あり)
マイホームのキッチンはクリナップのラクエラです。
マイホームでは吊戸棚・カップボードの他家電収納庫やゴミ箱スペースを用意しました。
システムキッチンを含めてちょうどよい収納量でした。
ラクエラのシステムキッチンやカップボードの収納は【クリナップのキッチン】ラクエラの収納量と使い勝手が分かるWEB内覧会【カップボード下のゴミ箱が便利】へ
クローゼットと押し入れ
子供部屋にはクローゼットを、寝室にはウォークインクローゼットを作りました。
押し入れは和室と、2階共有スペースに。
一階押し入れには賃貸時代に使っていたお布団を来客用にとっておいてあります。
2階共有スペースの押し入れは夏使わなくなる羽毛布団や毛布の他、子供の端午の節句の兜などを収納しています。
クローゼットや押し入れの写真や詳細な寸法などは【クローゼット奥行き70㎝はやや深い】55㎝は狭い?!⇒ベストは60㎝【押し入れあり】へ
書斎に小物入れ用の収納棚
ミニ書斎スペース奥にも稼動棚を設けました。
ここの寸法は一階のリビングクローゼットと同じにしてあります。
小物類や昔のアルバムなどを置くために使っています。
マイホームの収納で後悔したこと
ほとんど後悔は無いのですが唯一あげるとすれば廊下収納に仕切りを作ったのが無駄でした。
仕切り板分収納スペースが削られました。
よく見たら取り外せるようになっているようですので最悪邪魔ならとるかもしれません。
隠れる収納は収納量を重視した方がいいですね。
参考にして下さい。