
この記事は、こんな不安を抱えるあなたのために書きました。
注文住宅の一括資料請求は、あなたの家づくりの強い味方になりますが、一方で、利用の仕方を間違える確かに「営業マンガチャ」や「本来受けられたはずの値引きを逃す」といったデメリットがあるのは事実です。
でも、大丈夫です。
経験談からいうと、一括資料請求で想定されるデメリットはすべて「事前の知識と対策」で回避できるからです
この記事では、私が実際に利用して感じた正直なデメリットを公開しつつ、それを完全に回避するための具体的な方法を解説しましました。
事前にデメリットを知り、対策を打つことで一括資料請求の良さを最大限活かすことができますよ。
一括請求サービスの選び方・サービス比較の詳細へ
注文住宅の一括資料請求を使うことで想定される7大デメリット
一括資料請求サービスを利用した時に想定されるデメリットは以下7点になります。
一括資料請求サービスを利用した時に想定されるデメリット
- 複数の会社からの「電話・メール応対」に追われ手間がかかる
- 経験の浅い担当に当たるといった「営業マンガチャ」の危険性
- 個人情報の入力が必須。悪用リスクを完全に否定できない
- 情報過多で「決定疲れ」を起こし、選べなくなる
- 地元の優良工務店など「希望の会社」が登録されていない場合がある
- 豪華なカタログを見てしまい、予算オーバーに繋がる
- オーナー紹介割引が使えず「値引きの機会」を損失するリスク
それぞれ見ていきましょう。
複数の会社からの「電話・メール応対」に追われる手間がある
一括資料請求サービスは一度に複数の住宅会社にアプローチが可能です。
そのため、多くの住宅会社からの電話連絡や資料が同じタイミングで返ってきます。
たくさんの資料を整理したり電話応対への対応と時間や労力がかかる可能性があります。
実際にsuumoを利用した際には電話応対が正直億劫でした。
suumoの利用体験談をさらに詳しく
経験の浅い新人営業マンが担当になる「営業マンガチャ」の危険性
資料請求を行うと住宅会社の案内・カタログ・資料一式が送られてきますが、その書類には担当者が明記されているのが通常です。
また電話連絡も担当者からかかってきますので、新人や、仕事のできないタイプに当たってしまうと困ってしまうことも。
個人情報の入力が必須。悪用リスクを完全に否定できない
一括資料請求サービスを利用する際は個人情報の取り扱いポリシーに注意が必要です。
個人情報の漏洩は稀な事例でしょうが、0とは言い切れません。
情報過多で「決定疲れ」を起こし、選べなくなる
選択肢が増えるのはいい反面、決めるのが難しくなるというデメリットもあります。
大手や地元の優良工務店など「希望の会社」が登録されていない場合がある
一括資料請求サービスだからといって、全国すべてのハウスメーカー・工務店に資料請求できる訳ではありません。
加盟店数が少ない一括資料請求サービスを使うと特定の住宅会社に限定されることがあり、他の選択肢を見逃す可能性があります。
豪華なカタログを見てしまい、予算オーバーに繋がる
カタログは豪華絢爛に仕上がっているため理想像が高くなりがち。
カタログベースで検討してしまうと、家づくりであれもこれもと実現したくなり予算オーバーにつながりやすくなります。
オーナー紹介割引が使えず「値引きの機会」を損失するリスク
ハウスメーカーによってはオーナー紹介制度があります。
知人に希望するハウスメーカーで建てた人がいる場合、紹介制度を使わないことで値引きの機会を失う可能性があります。
注文住宅の一括資料請求のデメリットを【100%回避する】ための方法
一括資料請求サービスを利用すると懸念されるデメリットを100%回避する方法を紹介していきましょう。
【手間回避】備考欄で「電話NG・メール希望」と明記できるサービスを利用する
一括資料サービス「タウンライフ家づくり、ライフルホームズ」は資料請求する際に全ての住宅会社向けに希望を伝えることが可能です。
その際に「電話営業・訪問営業はご遠慮ください。メール希望です」と伝えることで資料請求後の電話応対の手間を減らすことが可能です。

またお断り代行サービスがある「家づくりのとびら」を使えば余計なストレスを感じずにすみます。
電話営業に不安を感じている方は以下の記事にも目を通しておくといざという時安心できると思いますよ。
営業電話の撃退法をさらに詳しく
【ガチャ回避】もしハズレを引いても「担当者変更」は可能です (コツ:資料請求は平日・本気度を示すほど◎)
マイホームづくりにおいて、担当者との相性はとても大事です。
特に。約束を守らないなど「信用できない」と感じた場合は、担当者替えを依頼しましょう。
一括請求サービスで優秀な営業マンに担当してもらうコツは「平日」に資料請求することです。
優秀な営業マンは休日は商談に追われているからです。
また、本気度が高い顧客・問題解決を要する顧客の場合なども優秀な営業マンが担当になる可能性が高いとのこと。
元ハウスメーカーで営業を17年経験したSさんにインタビューした記事がありますので参考にしてください。
さらに詳しく
【情報漏洩回避】「プライバシーマーク」を基準にサービスを選ぶ
名の知れた一括資料請求サービスはプライバシー保護に力を入れています。
ですから、ほとんど心配ないでしょう。
実際私も変な電話・メールがきたことはありませんでしたよ。
もし万全を期したい方は「プライバシーマーク(第三者による個人情報保護の認定制度)」を参考にすると良いでしょう。
参考
プライバシーマークは一般財団法人日本情報経済社会推進協会より、個人情報の適切な取扱いを行う事業者に付与されるの付与認定のこと
【決定疲れ回避】事前に「譲れない条件リスト」を作っておき絞り込む
選択肢は、少ないより多い方が良いのは確かです。
絞り込めないのは「基準が無いから」です。
まずは何を優先するか家族で話し合いましょう。
予算で第一に絞り込んだら、性能なのか、外観なのか、必要な条件をリストアップし、それに合致する提案のみに焦点を当てることで混乱を避けることができます。
【会社限定回避】複数の一括サービスを併用し、情報収集の網を広げる
一括資料請求サービスの中でも加盟店数が多いサービスを優先して選ぶことをおすすめします。
また、地域に特化した情報が不足する場合、一括請求サービスを併用して情報収集の網を広げたり、地元の住宅情報雑誌を併用してリサーチすることで過不足なく情報を収集することができます。
【予算オーバー回避】カタログは「参考資料」として割り切り、標準仕様を確認する
住宅メーカーのカタログはインテリアコーディネータが色合いや配置にこだわりぬき、おしゃれで素敵に仕上げています。
しかし、中にはオプションが多数組み込まれていることも多いので、住宅カタログは「参考資料」として割り切り、標準仕様を確認することが必要です。

また、住宅会社を問わずカタログで気に入った写真(インテリア)・良い間取りアイデアがあれば、切り抜きスクラップしておくのも良いでしょう。
のちのち、役立ちます。
【割引損失回避】特定のメーカーに絞る際は「紹介制度」との比較検討を忘れない
紹介を受ける前に資料請求を行ってしまうと「紹介制度対象外」となることがほとんどです。
紹介してくれる人がいる場合は、該当するハウスメーカーはあえて資料請求の選択肢から外しておくと良いでしょう。

一括請求サービスはこのように「使うサービス」や「利用の仕方」を工夫することでデメリットを十分回避しより多くのメリットを享受できます。
この記事で紹介した回避法を頭にいれつつ一括請求サービスを利用すれば後悔のない家づくりの第一歩を踏み出せるはずです。
ご家族皆が満足できるお家を建てて下さいね。

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