こんにちはアベです。
こんな疑問にお答えします。
我が家は2階階段ホールに洗濯物干しスペースを確保しました。
結論から言うと「夏」はよく乾きます。
冬は暖房が利かないため乾きが悪かったです。
洗濯用の物干しスペース確保は正解でした。
数年住んでみて感じた後悔したこと・物干しスペースを用意する際の注意点もまとめたので最後まで読んでみてくださいね。
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洗濯物干しスペースをどこにするか候補はいくつかありました。
洗濯物干しスペースの候補
- 浴室暖房機を利用しお風呂場を洗濯物干しスペースにする
- 脱衣場を物干しスペースにする
お風呂場は浴室暖房機を付けなかった点と、入浴の度に取り除く手間を考えて却下。
脱衣場は狭くなるので却下しました。
悩んでいたところ設計士さんから提案されたのが2階階段フロアでした。
2階階段フロアを採用した理由は設計士さんから以下2点のアドバイスをもらったからです。
2階階段フロアを洗濯物干しスペースに採用した理由
- 階段には上昇気流が発生するから洗濯物干しスペースに最適
- 階段上のデットスペースを活用できる
実際の写真がこちらです。
この通り天井から物干し竿を吊るすものを取り付けてもらいました。
洋服の幅が干渉しない位置に取り付けるのがポイントです。
新築の場合はプロのアドバイス通りに設置すれば問題なしですね。
ちょっとしたこだわりは下の置き畳みです。
洗濯物の中には座って畳みたいものもありますよね。
そのために置き畳みにしました。
夏場は重宝しています。
2階ホールの洗濯物干しスペースを間取りで紹介します
間取り図で全体の位置を紹介しておきましょう。
赤2本が物干し竿です。
階段スペースの真上は吹き抜け状態でデットスペースになります。
そこで有効活用できる位置に洗濯物干しスペースを用意した形です。
2階に洗濯物干しスペースを用意する上で工夫したこと
我が家の場合スペースの都合上2階に洗濯物干しスペースを確保せざるをえませんでした。
そこでできるだけ負担が減るように「動線」に工夫しました。
洗濯機から洗濯物干しスペースまでを最短距離でむすぶ
洗濯物を持って階段を登るのは大変ですよね。
そこで負担をできるだけ軽減できるよう動線にはこだわりました。
この通り洗面脱衣室から直線で階段を登ると物干しスペースに直行できるように配慮しました。
2階に洗濯物を持っていく時に重宝しているのがイケアのトルキスです。
樹脂製で柔らかくとても軽いので階段を歩く際壁にぶつかることなくスムーズに洗濯物を持ち運び可能で気に入っていますよ。
物干しから収納までの動線も短距離で結ぶ
部屋干しスペースからウォークインクローゼットまでの動線を短縮して「ハンガーに干し、乾いたものをそのまま収納する」ことができるようにしました。
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2階ホールの洗濯物干しスペース利用してみて実際どうなの?
夏場の洗濯物の乾き
夏場の洗濯物の乾きはとても良いです。
部屋が暑いことはもちろんですが、風通しがよいせいもあるでしょう。
我が家は利用しない部屋は冷房をかけません。
その変わり間取りを計画する際に「風が通りやすいように」配慮しました。
階段ホール上には通風用の窓があります。
右上の窓がそうです。
ここは横滑り窓で雨がふっても吹き込みにくいので夏場は開け放しておくと乾きが良いです。
また先ほど紹介した通り洗濯物干しスペース奥側にも横滑り窓があります。
これらを開放しておくと良く風が通るので夏場の乾きは◎です。
冬場の乾きはいまいち
冬場の乾きはいまいちでした。
その理由は2つ考えられます。
冬場の乾きがいまいちな理由
- 冬場は閉め切るため通風がない
- 暖房が届かない
冬場は閉め切っているので人工的に風を動かさないと乾きが悪くなります。
また冬場に暖房をつけるのはLDKと脱衣場まで。
節電のこともあり階段は寒いままなので温かい空気が階段を沿って上がる訳もなく、乾きが悪いのでしょう。
2階に洗濯物干しスペースを用意するなら注意したいこと
洗濯機と洗濯物干しスペースは近い方が便利
スペースの都合上2階にしかスペースを確保できないという人もいらっしゃると思います。
我が家もそうでした。
ですがやはり「洗濯機と洗濯物干しスペース」は近い方が確実に便利でした。
冬場は乾きが悪いこともあり我が家では最近脱衣場に洗濯物を干すこともあります。
洗濯物干しスペースと衣類収納スペースも近い方が便利
洗濯機と洗濯物干しスペースが近いのはもちろんですが、可能なら収納場所とも近い方が確実に便利です。
洗濯は日々の負担になりますから、動線にいくら工夫してもやはり大変というか面倒に感じてしまいます。
できるだけ洗濯物干しスペースと収納場所は近づけて計画すると良いでしょう。
洗濯物干しスペースは暖房が共有できる場所だと尚良し
夏場は風が通れば乾きます。
問題は冬。暖房が効かない空間だとどうしても乾きが悪くなります。
LDKなどの空調が共有できるような位置に洗濯物干しスペースがあれば乾きが良くなるかも知れませんね。
洗濯物干しスペース2畳は狭いかも
我が家は3人家族で、2日に1回のペースで洗濯をしています。
2畳のスペースですがギリ間に合うか少し足りない時があります。
スペースが足りないと他の部屋に干すことになるので少し余裕をもって計画すると良いでしょう。
階段上のデットスペースは使いにくい
階段上のデットスペースを床にして物干しスペースとするなら利用価値があるかも知れません。
ですが我が家のように階段上の空いた空間に物干し竿を伸ばしたところでかけにくいので結局利用しないと思います。
階段上のデットスペースは利用できないと考えてスペースを広く確保することを重視した方が失敗しにくいでしょう。
洗濯物干しスペースはとても便利なアイデアで我が家も用意して良かったです。工夫次第でもっと便利にできるはずですので後悔しない物干しスペースづくりの参考にして下さいね。