こんにちはアベです。
旦那さんも奥さんも立場は違えど家族の将来を真剣に考えているからこそぶつかるんですよね。
どちらの意見も正当性があるので相手を理屈で論破しようとするのは逆効果です。
男って主張を否定されればされるほど意地を通したくなるもの生き物だからです。
まして家族のためにと思っていればなおさらで内心では「なんで俺は家族の将来を真剣に考えて言っているのに分かってくれないんだ」と思っていると思いますよ。
説得するというより旦那さんの家族を思う気持ちに理解&共感を示して、気持ちを動かすことが大事ですよ。
【家が欲しい】旦那さんを説得するポイントは論破ではなく共感
家が欲しいけど旦那が反対⇒よくある理由
家が欲しい奥さんに反対する旦那さんによくある言い分をリストアップしてみました。
賃貸派(旦那さん)の理屈
- 家を買っても転勤になれば住み続けることはできないから購入するより賃貸の方がいい(俺だけ単身赴任になるのはさみしい)
- 会社が倒産するかも知れないのにローンを組むのはリスクが高い
- ご近所トラブルがあっても引っ越せるから賃貸の方がいいに決まってる
- 子供の成長とともに必要な部屋数も変化するから持ち家は将来部屋が無駄になる
- 賃貸ならライフステージに合わせて住み替えできるから便利だし無駄がない
- 持ち家は購入後も修繕などに費用がかかる。
一方家が欲しい派の理屈はどうでしょう。
持ち家派の理屈
- 子供が転勤するのは可哀そうだし地に足をつけて子育てしたい
- 年齢を重ねるほどローンの支払いが大変になる。購入するなら早い方がいい。家賃を支払うのが無駄に感じる
- 賃貸物件が良いというけど子育てするのに最適な大きさの間取りは少ない
- 年を重ねれば賃貸契約も簡単じゃなくなるから将来つみそうで不安
- ローンを払い終えれば自分たちのものになるから老後が安心
- 持ち家は資産になるから子供に残せる
どちらとも納得できる意見です。
旦那さんは口ではこのように言っていますが実は隠れた不安を持っているのかも知れません。
家を買うために旦那さんを説得⇒旦那さんが抱えているかも知れない不安
男は基本的に奥さんに弱みを見せたくないもの。
仕事がうまくいっていなかったり業績が振るわなくても家族に心配をかけたくないから大丈夫と強がるのが男です。
慎重な旦那さん程家購入後に生じるリスクを考えて踏み込めない人も多いと思います。
例えば
- 家を買えばローン完済まで収入を絶対減らす訳にはいけないというプレッシャー
仮に
- 今仕事が行き詰まっている
- 今にも転職したい
と考えているとしたら身動きが取れなくなる不安で家を買うことに躊躇してしまうかも。
結局人の心を動かすのは理屈じゃなく感情です。
人が心を動かさせられるのは
- 相手への信頼や感情(愛情含む)
- 自分に対する圧倒的なメリット
の2つではないでしょうか。
私たちは自分が変化させられることは拒むのに相手を変化させようとしがちです。
子供も一人の人間なのに言うことを聞かせようとするのと同じです。
変化できるのは自分だけ。
変えられるのは相手と自分とのかかわり方だけです。
家が欲しくて旦那さんを説得したいなら絶対抑えておくべきポイント
旦那さんに家の購入を前向きに検討してもらうために必要なのは無理やり説得することではなく感情を動かすこと。具体的にどう行動すれば良いか考えていきましょう。
日ごろから感謝を意識的に伝える
男は理解されたい・感謝されたいと思っている節があります。
例えば家事は夫婦で分担するのが当たり前の世の中になりましたが「ありがとう」と言われれば誰しもうれしいものです。
「私の方が感謝されたいわ!」とお感じになるかも知れませんが家を買うためにぐっと堪えて何かしてくれたら「ありがとう」と意識して伝えてみましょう。
すると相手からもありがとうが返ってくると思いますよ。
旦那さんからの好感度を意識的に上げることで協力してもらいやすい環境を引き出しましょう。
旦那さんの感情が良い時にアプローチする
誰にでも機嫌がいい時と悪い時があります。
まして男性の場合同時に2つのことが苦手。
男性が何かに没頭しているときに話しかけるのはNGです。
リラックスしている状態を見計らって話しかけましょう。
旦那さんにとってメリットがあることから伝えてみましょう
旦那さんに趣味があるなら家を買えばプライベート空間(書斎)が持てることをPRしてもよいでしょう。実際広くないミニ書斎があるだけでも男性はうれしいものです。
旦那さんが家に住んだ時にどんな生活が待っているのか写真を見せながらイメージさせるのもいいですよ。
逆に家を買わないことで起こるリスクを伝えてみるのもありです。
例えばこんなデータがあります。
65歳以上の「4人に1人」が賃貸住宅への入居を断られた経験あり。6割の20〜30代は、この問題を”知らない”
- 「ようやく借りられたのは事故物件だった」 実体験にもとづく、悲痛なエピソードが多数。
- 4人に1人の割合で入居拒否。そのうち、5回以上断られた経験がある人は13.4%。
- 6割の20〜30代が『住宅難民問題』を「知らない」。若年層ほど認知度が低い結果に。
- 72.4%の20〜30代が「社会問題としてもっと周知されるべき」と解答。将来への不安や改善の声も。
Q.具体的にどんな時が1番苦労しましたか?エピソードをお聞かせください。
①年齢を理由に入居を断られた
「娘が住む家近くに住みたいと思い、部屋探ししましたが、ほとんどの物件が年齢を理由に内覧もできなかったです。」
「年齢を聞いただけで「あっ無理です」と探す気も無い不動産屋や、一応電話をしてくれても嫌がっているのが電話の雰囲気で分かります。同じ事を何度も経験してめげました。」②急な立ち退きによる切迫感
「明け渡しを、短期間に迫られ、どうすることもできなくて、住む所がなくなるのかと恐怖感で一杯になった。市会議員の人が、間に入ってくれて、今がある。」③紹介された物件が劣悪な条件だった
「段差や階段の多い物件が多く、そもそも選択肢が少ない。知人がようやく借りられたのは事故物件だった。」
「大丈夫と言う処があっても古く、狭い、風呂無し、階段が狭く急な処が多く、また、陽当り悪く洗濯物を干す処がない、交通便が悪いなど悪条件が重なるうえ、不動産屋の口の利き方が酷い。」
このように賃貸はフレキシブルであるという反面リスクもあります。
旦那さんにこのように伝えていてはいかがでしょう。
- あなたが賃貸の方がいいと考える気持ちもわかるわ。でも賃貸のままでは将来不安だわ
- 老後子供が巣立った後、あなたと安心して暮らせる家が欲しいわ
旦那さんの気持ちに共感しながら希望を伝えてみましょう。
ハードルが低いことから旦那さんにお願いしてみる
関係性が構築できた上で、小さいお願いをしてみましょう。
大きな目標(家を買う)は簡単に承諾できなくても小さなことなら承諾を得やすいものです。
例えば展示場にいってみたいとお願いしてみてもよいでしょう。
展示場は冷やかしでいっても全く構いません。
【住宅展示場はひやかし程度でもOK】たくさん見て大正解【子連れで満喫するコツあり】
お子様がいらっしゃれば喜んでいる姿を見れば感情が揺さぶられるかも知れませんよ。
旦那さんの不安を理解し後悔の無い結果に導きましょう
家を買うということはリスクがあるのは確かですよね。
一生を左右するお買い物ですから慎重な旦那さんを持っているあなたはきっと恵まれています。
慎重な旦那さんと力を合わせて後悔しない結論を導きだしてくださいね。