こんにちはアベです。
注文住宅のブログを拝見していると残念ながら大きなトラブルに見舞われている施主さんもいらっしゃいます。
そこで今回は我が家を建築中に起きたトラブルをご紹介します。
未然に防ぐためのコツもまとめたのでこれからマイホーム建築という方は参考にしてくださいね。
マイホーム建築中起きたトラブル【未然に防ぐためのコツあり】
マイホーム建築中に起きたトラブル
外壁が上下間違っていた
外壁は2色使いました。
「ルミナードロンテナチュラルホワイト」&「シュクールビター」の白と茶2色。
1階がクリアホワイトで二階がシュクルービターです。
これに決定しました。
打ち合わせ中1階を白にするか茶にするか迷っていました。
- 一階が茶色だとどっしり見える
- 一階が白だと明るく見える
とアドバイスをもらい夫婦で悩みました。
マイホームの敷地は南側隣家と距離がわりと近いので出来るだけ明るいリビングにしたかったんです。
そこで「明るさ」を重視して「一階は白」をセレクトしました。
週1の休みは必ず現場に顔を出すようにしていました。
そんなある日のことです。
ちょうどお休みで午前中に現場を訪れてみました。
おーやってるやってる・・・な。
ん?!
一階に茶色を張り始めているじゃないですか。
混乱する私。
えー、俺茶色でお願いしたかな・・・。
嫌夫婦で相談して打ち合わせで「より明るいリビングにしたいから一階は白でお願いします」と話した記憶がしっかりある。
妻に念のため電話で確認。
ちょうど現場監督さんが現地にいたので。
すみません。
「色上下逆になってます・・・」
現場監督さん驚愕
すぐさま外壁屋さんに作業ストップを依頼する。
「今すぐ(担当の設計士さんに)確認してみます」
凍りつく現場(笑)
外壁屋さんもスケジュールあるだろうし大変だろうな・・・。
とりあえず現場に差し入れ予定だったリポビタンD(10本入り)を開封して一本づつ差し上げる。
なんかすみません。
とても気持ちのいい外壁屋さんで「大丈夫です、ありがとうございます」
・・・
長い電話が終わる。
すみません確認しました、やり直します。
我が家的には直してもらえればそれでOKです。
でも外壁屋さん大変だったでしょうに。
お疲れ様でした。
水道管がみつからなかった
建築終盤になり水道管を取り出すことに。
水道局から取り寄せた図面によると「13ミリ」の水道管が敷地に引き込まれているはずでした。
ところが道路を掘削しても何故か水道管が見つからないのです。
ご近所の奥様によるとマンホールの位置が変わったから図面位置と実際の位置がずれているんじゃないかな?とのこと。
実際のところは分かりませんが敷地南側を再度掘削しようやく水道管が見つかりました。
見つかりましたとメールをくれました。
2度掘削することで費用負担も増えるところでしたが工務店さんで費用を半分負担してくれたので助かりました。
リビング収納の寸法が狭かった
うちは一階にリビング収納を作りました。
二階のミニ書斎コーナーの収納も同じサイズで統一して「ユニット」を上下で共有できるように寸法を同じに設定しました。
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当初の計画では無印良品のスタッキングシェルフを写真向かって右側に設置する予定でした。
ミニ書斎の収納棚も同じものを購入して設置する予定で、初売りで既にお金も支払い済みでした。
無印良品のスタッキングシェルフは店頭に在庫が無かったため引き取りまで時間がかかるとのことでした。
工務店さんの配慮で引っ越し前に荷物の運び込みができるようにと家を明けてもらったときがありました。
念のため寸法を確認したところ。
エッやばい。
何度図っても寸法が狭いんです。
これは二階もやばいぞ。
案の定二階も同じ寸法でした。
買って取り付けるだけの予定だったのに・・・。
今更直クロスも貼ってあるし直すのは無理だろう。
そもそも寸法確認もあってOKを出しのは私。
結局無印良品にすぐ電話を入れたところ無事キャンセルができました。
マイホーム建築中にトラブルが起きた原因
行き違い
マイホーム建築まではたくさんの打ち合わせに臨みます。
我が家の場合建築予定地に立っていた貸家の立ち退き後に解体&建築という流れでした。
そのため完成までに2年間近くかかりました。
その間ずーっと支えてくれた?というか面倒を見てくれた工務店さんだったのでとても感謝しています。
打ち合わせ期間が長くなったことで初回の打ち合わせでA案とし、最終C案ということもありました。
そのため行き違いが生じB案で施工されていたなんてことが生じたのが外壁トラブルの原因でした。
思い込み
寸法のトラブルについては思い込みが原因でした。
打ち合わせの際に送信したメールの履歴を確認したところ、外寸で伝えた図面の添付ファイルが残っていたので最初はしっかり伝えていたようです。
ですが今振り返ると打ち合わせの時「柱の関係でここの寸法が××になりそうです。大丈夫ですか?」と言われたような気もします。
建築の最終確認の際にも「私の頭の記憶で〇〇㎝でOK」と伝えてしまいました。
マイホーム建築中にトラブルに合わないために大事なポイント
行き違い&思い込みはあること前提で「記録に残す」ことが大事
打ち合わせの期間が長くなるほどA案⇒D案と仕様が変化することもしばしばあります。
誰しも「勘違い」や「思い込み」はあるものです。
それは建築主も工務店やハウスメーカーも同じです。
ヒューマンエラーはあるものという前提でミスを回避するために「打ち合わせ」は記録にしっかり残すことが大事です。
打ち合わせした内容を書面にまとめておき、施工前に最終確認すると良いと思います。
現場に頻繁に顔を出す
打ち合わせ段階で意思疎通がうまくいっても現場に上手に伝わっていない可能性があります。
そのために現場に頻繁に顔を出すことが大事です。
頻繁に顔を出すことで引き返せないほどの大きなトラブルになる前に対処も時には可能です。
現場に顔を出して嫌がられることは無いですし(少なくとも私は嫌な顔はされませんでした)現場にたまに差し入れして気持ちよく仕事をしてもらいましょう。
信頼できる会社に依頼する&第三者に検査を依頼する
一番は信頼できる会社に依頼することに尽きます。
人間である以上誰しもミスはつきものなのでトラブルが生じたい時にどう対処してくれるかが重要です。
そのためには信頼できる会社・担当者かよく見極めることが一番大事です。
もし仮に建築が進み信用できないという場合は第三者に検査を依頼することも必要です。
マイホームでトラブルが起きた時の対処法
トラブルの原因を調べる
トラブルの原因を過去の記録などをたどり調べましょう。
トラブルが起きると相手を責めたくなりますがまず冷静に「思い込みではないのか」「行き違いが生じているなら最終案は何だったのか」を調べてみましょう。
修復可能な段階なら修復してもらう
修復が可能な段階なら修復してもらいましょう。
費用負担がどうなるのか明確にしておくことが大事です。
直せないなら最善策を検討する
修復が構造上無理な場合もありますよね。
そんな時はアイデア次第でより良いものにすることも可能ですよ。
ちなみ我が家は棚が入らなかったので稼動棚をつけてもらいました。
お金払うので稼動棚追加でつけてくださいと頼みました。
結果オーライでした(笑)
内寸が無印良品のスタッキングシェルフと同じ寸法なので同じユニットが使える上にIKEAを並べたらピッタリサイズになりました。
スタッキングシェルフを買うより結果的に安上がりでユニットを色々と選べるので使い勝手の良いリビング収納になりました。
しかも工務店さん「余っているレール&棚板なら無料でつけますよ」とサービスで付けれくれました。
トラブルがあった時信頼できる対応をしてくれるのでこの工務店を選んでよかったです。
おかげで見た目もかっこいいリビング収納に仕上がりました。
費用も結局安上がりとなり大満足の仕上がりになりました。
マイホーム建築中はトラブルは起きるものと思って未然に防ぐために動くことが大事ですよ。
ではまた。