こんにちはアベです。
私もマイホームを建てる前は
- 着工から完成までどのくらいの時間がかかるのか=所要期間
- いつ、どのタイミングでどんな費用がかかるのか
- どんな流れで工事はすすむのか
こんな疑問がありました。
そこで着工から完成までの流れにそってブログ記事をまとめました。
より詳細に知りたい方は各記事のリンク先をご覧くださいね。
【着工から完成まで】流れに沿ってブログにまとめました【所要期間あり】
着工前の準備
解体工事
我が家は土地はありました。
しかし貸家が建っており「立ち退き&解体」が必須でした。
解体にかかった費用は86万円ほど。
節約するために「滅失登記」は自分で行い「解体費用圧縮のため中に残ったゴミ掃除」も自力で行いました。
家を壊して建て替えるのにかかった総費用は2,120万(補助金分引いてあるのでもう少し本来は高い)

家を壊して建て替える費用はどのくらい?我が家の実例を公開しますへ
地鎮祭
地元の神社に依頼しましたが特に準備は不要で神社が一式用意してくれました。
建築主が行うのは「たまぐしほうでん」くらいです。
現場で神主さんからレクチャーされるので大丈夫ですがあらかじめユーチューブなどで調べておくと安心かも知れません。
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【マイホームと地鎮祭】費用&やること⇒ブログで公開します
地盤調査
さて工事してみないと分からないのが地盤の強さです。
我が家の土地は40坪程度。
念のため地盤改良工事の予算取りとして「60万~70万円」ほど見積もっていました。
ドキドキでしたが予想外の改良工事無しで保証が得られました。
夫婦で大喜びでした。
地盤改良工事
地盤がゆるいと家の重さに耐え切れず、家が傾いてしまいます。それを防ぐための工事。縦穴を掘り、コンクリートや砂利を敷き詰める方法があるそうです。土地の大きさや地盤の状態によって金額は上下すると思いますのであくまで目安とお考え下さい。
土盛り
地盤の強度に問題はないものの周囲より低いのが難点でした。
雨の日の翌日に行くと周囲より低いため水たまりができるような土地でした。
大雨の度苦労するのが目に見えていたので地盤をかさ上げすることにしました。
そのために擁壁を設置したりと結構費用がかかりました。
基礎工事着工【2019年8月26日】で完成までの所要期間は3週間程度
いよいよ基礎工事着工です。
私はフラット35を使ったのでつなぎ融資の着工金をこのタイミングで支払いました。
【楽天銀行で住宅ローンを組みました】審査の厳しさ&つなぎ融資の使い勝手まで暴露
基礎工事にかかった所要期間は途中雨の影響もあり3週間程度でした。
このように基礎を掘り鉄筋を組んでいきます。
そこにコンクリートを打設していくという流れでした。
9月15日のお休みに現場を確認に行くと、配管がされていて、立ち上がりコンクリートも打設されていました。
たちあがりの基礎が出来上がると、柱位置が見えてくるので、間取りが見えてきます。
マイホーム作りがいよいよ始った!と実感できる瞬間でした。
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いよいよ着工【マイホームの基礎工事】所要期間はどのくらい?差し入れはした?
足場が組まれ大工工事開始【1週間余りで上棟】
基礎工事が終わったらさっそく足場が組まれていました。
基礎を良く見ると、床下の換気を良くするための基礎パッキンも施工されていました。
湿気を逃がすことで基礎コンクリートがひび割れたりするのを防ぐ効果もあるみたいですね。
床下換気口を作らないから「害虫」とか「雨水」の侵入を防ぐ効果もありますね。
虫は絶対勘弁して欲しいのでこれはありがたいですね。
あっという間に柱が組み上げられました。
大工さんの技術力に圧倒されます。
私は朝現場を見学に行くことはできなかったので顔を出すのは休日と平日夜になります。
上棟した頃は日も短くなっていたので夜も見えないんです。
朝に道路側から屋根が見えたのでパシリと一枚とった写真がコチラ。
屋根がかかっていました。
これで雨がふっても安心です。
上棟までに小雨が降りましたが床面になる木材にはビニールがかかっていました。
そういうものなのでしょうかね?
細かい配慮が嬉しいですね。
参考:上棟とは?
「棟上(むねあげ)」「上棟(じょうとう)」なんて言葉を良く聞きます。
棟上も上棟も同じ意味で「棟木(むなぎ)」が取り付けられた時のことを意味します。
棟木とは屋根の一番高い位置にくる材のこと。つまり屋根のとんがり部分の平行方向に施工される木材って意味ですね。
昔は屋根にあがってお餅をまいたり、投げ銭したりしていましたよね。
お施主さんによるのでしょうが今はしない人の方が多いんだとか。
投げ銭は5円、50円など穴が開いたお金を使うのが通例ですね。(見通しが良い・ご縁があるようにという意味で5円など)
私は実家が商売をしているのでお店を出店した時は上棟式をしていたそうです。
投げ銭は
- よいご縁(415⇒5円×83枚)
- 四方八方ご縁(485⇒5円×97)
なんて語呂合わせを大事にするそうです。
うちはと言えば上棟式はパスしました。
屋根材はディプロマットにしました。
輸入屋根材で、自然石粒鋼板製屋根材と呼ばれています。
ディプロマットは落雪しにくくスレートよりも耐久性が高いそうです。
色褪せしにくいのもいいですね。
雨音も気になることも無いです。
自然石粒がポロポロと落ちやすいと言われていますが実際住んでみて感じません。
ディプロマットは上から新たに吹き付けて補修する方法をとるそうなので産廃コストがかからないのもメリットですね。
スレートより施工費が高いのはデメリットですが、トータルの費用を考えればいい素材だと思い選びました。
台風襲来
10月11日から13日にかけて過去最大級クラス「台風19号」が襲来しました。
マイホームをちょうど建築中でしたのでとても心配でした。
10月7日初めてマイホームの中に入った時の様子です。
この通りサッシが搬入されおり台風当日前までにサッシを取り付けてくださいました。

台風時しっかり対応してくれた工務店のおかげで無事台風を乗り越えました。
台風時のより詳細な様子は【マイホームが台風に遭遇】過去最強クラスに耐えられるのか?【実録ブログ】へ
マイホームの内装工事
13日に無事台風が過ぎ去り翌週いよいよ本格的に内装工事が始まりました。
10月21日に見学に行ったところユニットバスが設置されていました。
うちが使ったユニットバスはクリナップです。
断熱性を重視して選びました。
翌週28日には玄関ドアが!
内装の断熱材の充填も始まっていました。
マイホームで使われてたのはグラスウールという種類の断熱材です。
マイホームの断熱材は「アクリアネクスト」というグラスウールです。
断熱材にはいろいろな種類がありますがそれぞれ特徴がありますね。
グラスウールは燃えにくいのがメリットで、デメリットは湿気に弱く気密を取りにくいという点のようです。
実際住んでみて暖房の効きはかなりいいので満足しています。
気密検査
サッシが取り付け終わり気密検査です。
気密検査とは家にどのくらい隙間があるか調べる検査です。
ここから空気を外に出すことでお家の中の隙間を調べるそうです。「我が家のC値は1.56」でした。
2.0が北海道基準ですので、コストパで考えると我が家的には納得の数字でした。
マイホーム引渡し前の仕上げ段階の様子
気密検査後床をはったり
パインの床材を張ったり
階段が作られどんどん完成に近づいていきます。
完成間近になって迷ったのは引き渡しに伴う住所変更についてです。
建物表題登記は旧住所のままでOKです。

引き渡し前1~2週間前に住民票を移すのが通例とされています。
マイホーム完成
2022年1月24日無事に引き渡しを完了しました。
着工から完成まで約5か月かかりました。
時間がかかったのは業者さんの原因というよりは水道がなかなか掘削しても見当たらなかったりイレギュラーが結構あり苦労したため。
建築予定地に建つ貸家の住人の立ち退きに1年半、建築に半年と実に我が家は家が完成するまで2年近くかかりました。
かなり大変でしたがいい工務店さんに恵まれ満足いく家を建てることができました。
我が家が工務店選びで重視したポイントは【我が家の工務店選び】決め手は信頼できる担当者でまとめています。
完成した我が家の内覧会は35坪の家は狭いのか?広いのか?実感できるWEB内覧会【まとめ】へどうぞ。