こんにちはアベです。
私は間取りを自作しました。
ほとんど後悔の無い満足できるマイホームを建てられました。
間取りを自作するときの注意点、ポイントをまとめたのでこれから間取りを自作する人は参考にして下さいね。
マイホームの間取りを自作しました!よかったこと&注意点
マイホームの間取りを自作するメリット
まず大前提としてあなたのお家の担当者が間取り作成のプロであるとは限りません。
しかもハウスメーカーはクレームを嫌います。
そのため必然的に建築主の要望通りに間取りをつくろうという意識が強く働きます。
もし経験豊富な担当者さんに当たればヒアリング内容を元にプロの知識・経験を加味して理想的な間取り作りのアドバイスをくれるでしょう。
しかし経験が少ない担当者もいるでしょう。
クレームにならないように「とにかく言う通りに作ろう」という担当者もいるでしょう。
完成して実際に住んでみたら「こんなはずじゃなかったのに」なんて後悔は避けたいですよね。
そこで私は間取りを自作しました。
ブログでお伝えしたい間取りを自作して感じたメリットはこんな点です。
間取りを自作してよかった!こんなメリットがありました
- 間取りを自作する過程で生活動線が意識できた
- 間取りを自作する過程で家族の要望が明確になった
- 間取りを見る目が養えたので間取りの問題点に気づけるようになった
- 後悔しない間取りになった
間取りを自作する過程で生活動線が意識できた
間取りを自作するときは必然的に生活動線を意識することになります。
例えば私が間取りを考えた流れは以下の通りです。
土地はすでにあったので日当たりをできるだけ確保するように南側にできるだけ余裕のある敷地計画を立てました。
駐車場の位置を想定します。
ここから生活動線をイメージしてみます。
まず車を駐車場に止めます。
そして玄関に入ります。
車と玄関の距離は近い方がいいのか?など考えます。
玄関位置は鬼門にならないかくらいは最低限抑えておきます。
次にコートはリビング内で脱ぎたい。荷物も置きたい。
その後手洗い場に行きたい。
最初に手洗い場に行く時も面倒じゃない動線が理想的。
朝起きたら着替えを持って一階へ降りる。
脱衣室でパジャマを着替えて食事。
洗面所へ。
このような感じで生活の流れを想定して間取りを自作しました。

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【家事動線が決め手】35坪西玄関の間取り【こだわり全て実現しました!】
間取りを自作する過程で家族の要望が明確になった
生活動線を考えると家族の要望が明確になります。
例えば
- 車から玄関の距離が遠いと重い荷物を運ぶのが大変
など気づけなかった要望が見えてきます。
荷物やコートをここで脱ぐ・・・
- コートかける場所とか荷物置き場が無いとリビングが散らかるよ
こんなことにも気づけます。
- 日中は仕事だから寝室の日当たりは軽視して、子供部屋の日当たりを重視しようか?
- キッチンの通路幅は2人で同時に立たないから広すぎなくてok
- 玄関狭くないかな?理想的な広さはどのくらいなんだろ?
- 夜洗濯するから洗濯物どこに干す?お風呂入る時脱衣場は邪魔になるし・・・

間取りを見る目が養えたので間取りの問題点に気づけるようになった
このように生活動線や家族の要望が明確になると間取り図の問題点に気づけるようになります。
仮に自作せずハウスメーカーに依頼した場合でも
- この間取りは私達の生活に合わない
と気づけるようになるんです。

また間取りを自作する過程で色々な書籍を読んで勉強しました。
特に参考になったのがコレ。
間取りを自作しようと思わなければこのような本を買うこともなかったと思います。
間取りを自作するのはとても楽しいですし後悔しない間取りを作るために役立ちました。
自作間取りは嫌がられない
私は自作した間取りを大手ハウスメーカーから工務店、ローコスト系など何社かに持ち込み見積もりをとりました。
どこの会社でも嫌がられたことはありません(本音は分かりませんが)
最終的に依頼した工務店では、自作間取りを提出して建築士さんにアドバイスを貰いながら修正して完成させました。
持ち込みは問題なかったです。
間取りを自作する際に使えるアプリ
スマホ用アプリ
アイフォン・アンドロイドどちらでも利用可。
app内課金ありますが無料でも充分使えます。
【公式】アイフォン版 プランナー5D インテリアデザインクリエイター
【公式】アンドロイド版 プランナー5D インテリアデザインクリエイター
紹介するために色々なアプリを試しましたがこれが一番使い勝手が良かったです。
スマホならこれらで充分でしょう。
windows用おすすめのアプリ
私はPCで間取りを自作していました。
使ったフリーソフトが【せっけい倶楽部】です。
pcで間取りを作成するならこのフリーソフトで充分でした。
例えば和室6畳を選択するとユニットが現れるのでそれを組み合わせるだけ。
直感でツミキをする感覚で間取りが作成できます。
間取りを自作する時の注意点
最後に私が自作する時に注意したこと、実践したことをまとめました。
たくさんのアイデアを集めること
色々なハウスメーカーの間取り集を取り寄せてアイデアをとにかく収集しました。
間取りの失敗ってだいたいは「リサーチ不足」と「想像力不足」です。
知らない便利な間取りアイデアがあるのにそれに気づかずに完成したらそれでおしまいですよね。
また実際の生活を想像しないでなんとなく作ると住んでみて不便なことに気づきます。
それだけリサーチと想像は大切です。
だからこそ後悔しないためにたくさんの情報を集め間取りを自作しました。
プロにアドバイスを求めた
信頼できる担当者が見つかったので自作間取りについてプロにアドバイスを仰ぎました。
- 玄関の広さどう思いますか?
- 通路幅どう思いますか?
- 荷物置き場・コートかけをつくりたいけどどのようにすればいいでしょうか?
など。
相手はプロです。
当然プライドを持って仕事をしていますよね。
あくまで建築に携わらない私達は素人なので謙虚さを忘れてはいけないと思います。
相手がプロならアドバイスをくれます。
信頼できる担当者をみつけて良好な関係を築く(気持ちよく仕事をしてもらう)ことも成功の秘訣です。
サイズに注意
家の寸法には尺モジュールと、メーターモジュールがあります。
地域によってちょっとした差があるようですが、アプリやpcで作成する際はあまり意識しなくて大丈夫です。
マイホーム計画を進める上では一帖=「910×1820」程度覚えておけば支障ありません。
ちなみに3.3平米=1坪くらい=畳2枚分くらいです。
お家はだいたいこの畳の910の尺モジュールか、1mのメーターモジュールで出来ています。
ハウスメーカーによってメーターモジュールだったり、尺モジュールだったり、部分的に混合して使っています。
あくまで素人が間取り図を自作する場合は細かい寸法もプロに相談する姿勢が大切です。
注意!自作間取りに引っ張られるので比較検討必須
自作間取りを提出すればどこのハウスメーカーでもあなたの間取りを極力崩さない提案をされるはずです。
その方がクレームにつながらないし無難だからです。
自作間取りに絶対の自信があってこれで進めたいという場合はそれでもokかも知れませんが視野が狭まりかねません。
そこであなたの要望だけを伝えてどんな間取りが出来上がるのか見て比較検討するのもありです。
例えば私の要望をネットで伝えて作ってもらえた間取りがコチラ。
我が家の間取りがコレ
同じ要望でもこれだけ違う間取りに仕上がります。
最初に紹介した間取り図は住友不動産販売に無料で作ってもらったものです。
これはこれで快適そうな素晴らしい間取りでした。
住友不動産販売は土地も合わせて提供しているので土地探しから検討中の方は無料で間取りを依頼しつつ土地情報も入手できますよ。
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【一括資料請求サイト】タウンライフ家づくり【無料間取り入手の経緯】
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あなたのこだわりの自作間取りと色々な会社の間取り図を比較検討して間取り図をグレードアップしましょう。
あとはこの人だと思える信頼できる担当者を見つけて自作した間取りを煮詰めていきましょう。
そうすれば快適な間取りに仕上がるはずですよ。