
我が家は工務店で1,800万円で家を建てました。
今から5・6年前なので、今は物価高も重なりお家の価格もかなり高騰していますよね。
ローコストで家を建てるなら、以下3点を抑えておくと良いですよ。
ローコスト住宅メーカーから資料請求する際のポイント
- ローコスト住宅と工務店は価格帯が近いので比較対象に入れることがおすすめ
- 幅広い選択肢から高品質・低価格のハウスメーカーを絞り込む
- 工務店は資料請求サイト未登録の場合もあるので地元住宅雑誌も参考にすると良い!
後悔を避けるため幅広く情報を収集し比較検討しました。
たくさんの大手ローコストハウスメーカー・中堅の地元密着のハウスメーカー・工務店などから資料を取り寄せ比較検討しました。
結果、我が家は工務店に依頼したのですが、予算内で、満足のいくお家を建てることができました。
この記事では、ローコストでも満足の家お家が建てられるようにおすすめの情報収集方法をご紹介しましたので、是非参考にして、納得できるお家を建ててくださいね。
資料請求サイトを選ぶ際の3つのポイント
対応エリアと掲載社数
ローコスト住宅メーカーに直接資料請求する際は「対応エリアかどうか」確認が必要です。
住宅メーカー・工務店によっては対応エリア外の場合があります。
今回紹介する資料請求サイトを利用すれば「対応可能な住宅メーカーが選別される」ので対応エリアの心配はありません。
ただし掲載社数が各社異なるのでできるだけ選択肢を広げるために掲載社数が多いサービスの利用をおすすめします。
間取りプランや資金計画書の提供有無
資料請求サイトの中には独自特典を提供していることも。
例えば間取りプランや資金計画書などを無料作成してくれたり、土地の相談にのってくれる場合もあります。
利用するサービスによって特典が異なるので一番魅力を感じるサービスを選びましょう。
営業マンからの連絡手段をリクエストできるかどうかもチェック
資料請求すると各ハウスメーカーから営業の連絡が入ります。
電話連絡の希望時間や、メールでの連絡が希望なのか事前に伝えられるサービスがあるので「営業連絡の手段」をリクエストしたい方はそういったサービスを利用してください。
また複数社から絞り込む際お断りするのが不安という方はお断り代行サービスがある資料請求サイトを使うのもありでしょう。
ローコスト住宅の資料請求におすすめのサイト3選
ではさっそくローコスト住宅の資料集めに役立つサービスを紹介していきましょう。
タウンライフ家づくり
間取りや資金計画書・土地資料まで無料で一括請求できるサービス。
提携社数が1180社(2025年9月時点)と多いので、あなたのご希望の予算で対応可能なハウスメーカーが見つかる可能性が最も高いサービスです。
資料請求する際に予算を記入できるのでハウスメーカーを絞り込むのも容易です。
資料請求する際に「備考欄」が使えるのも特徴の一つ。
例えば、間取り・土地に関する希望を詳細に伝えることで、ハウスメーカーや担当者によってはあなたの要望に応じた間取り・土地資料なども併せて送付してくれます。
またじっくり検討したいなら「連絡はメールを希望します」と伝えることもできます。
対応は担当者次第ではあるものの、気が楽ですよね。
ローコスト住宅に関する資料を幅広く集めたいなら第一に使いたいサービスです。
※対応はハウスメーカー・担当者によります。

タウンライフ家づくりをさらに詳しく
LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)
次にライフルホームズの併用もおすすめしたい。
実は、希望条件や地域に合わせて住宅カタログを取り寄せられるのはタウンライフ家づくりと同じ。
でも併用をおすすめするのはライフルホームズは地域密着のハウスメーカーが多いから。(私のエリアを見た感じですが)
タウンライフ家づくりより優れているのは
写真が豊富でイメージしやすい
絞り込み条件が豊富(ローコストで絞り込み可能)
加盟店数はタウンライフ家づくりに劣るもののエリア密着の情報にアクセスしやすいからタウンライフ家づくりと併用して情報取集するとなお◎

持ち家計画
持ち家計画は「工務店情報」に力をいれている資料請求サイト。
ただし掲載社数が少ないのが難点。
ただし、地域によってはタウンライフ家づくり・ライフルホームズ非加入の工務店・ローコスト中堅メーカーにアクセスできる可能性があるため、幅広く検討したい方には念のためチェックしてみるのもあり。
地域密着型の住宅会社と出会える可能性あり
タウンライフ・ライフルホームズをメインに、念のためチェックしたい方向け

さらに詳しく
ローコスト住宅の資料請求に迷ったら?
各社の特徴・特典をさらに詳しく解説している記事も用意しています。
まだ「どれを使うか迷っている・・・」という方には、以下の記事も参考にどうぞ。
注文住宅の一括請求サービスの比較情報をさらに詳しく
資料請求時のポイント&対策
ローコスト住宅だけでなく工務店も視野にいれると幅が広がる
「ローコスト住宅=1,000万円台で建てられる家」とすると、工務店でも同じくらいの価格帯で家を建てることは十分可能です。
地域に根ざした工務店の中には、気密性や断熱性といった快適さにこだわりつつ、コストを抑えた家づくりをしているところも多くあります。
実際我が家を建築してくれた工務店もそうでした。
選択肢を広げて比較検討することで、予算内で理想のマイホームを実現できる可能性が高まります。
営業マンとのやりとりをストレスなく進めるために備考欄を有効活用する
お子さんが小さかったり、赤ちゃんがいたり、お仕事をしていたりすると、ハウスメーカー営業マンとの電話のやりとりがおっくう・不安という方も多いはず。
先に紹介したタウンライフ家づくり・ライフルホームズなら「備考欄」から連絡時間・手段をリクエストできます。
対応はハウスメーカー・担当者次第ですが、SUUMOなど他社一括サービスに比べると、ストレスなく家づくりを進めやすいですよ。
※対応はハウスメーカー・担当者によります。
さらに詳しく
地元住宅雑誌も併用する
タウンライフ家づくり・ライフルホームズで名の知れているローコスト住宅はカバーできるはずです。
ですが地域密着型の工務店の中にはこれら大手資料請求サイト非掲載の場合があります。
そんな会社でも優良な工務店は存在しますので、私は地元住宅雑誌も併用してリサーチしましたよ。
ローコスト住宅の特徴とは?我が家が見学して感じた3つのポイント
そもそもローコスト住宅ってどんな特徴があるの?我が家が見学して感じたいポイントを整理しました。

坪単価や価格帯の目安
ローコスト住宅に明確な定義はありませんが一般的には坪単価が30万円~60万円程度で総額1,000万円台に収まる住宅を指します。
ちなみに私が建てた住宅は総額2,000万円。
タマホームなどローコスト住宅の総費用や我が家の実例を詳しく知りたい方は以下記事を参照してください。

注文住宅の総費用を詳しく
我が家の予算はおよそ2,000万円を想定していたため、工務店やローコスト住宅を手がけるハウスメーカーをいくつも見学しました。
実際に見て回って感じた、ローコスト住宅に共通する特徴は主に以下の3つです。
ローコスト住宅の特徴
規格化されたプランでコストダウン
ローコスト住宅の多くは「規格住宅」と呼ばれる形式で提供されています。
これは、あらかじめ用意された複数の間取りプランから選ぶスタイルで、自由設計のように一から設計することはできませんが、ある程度のアレンジ(例えば壁紙の色や収納の位置変更など)は可能です。
この規格化によって、設計や施工の手間を大幅に減らし、工期も短縮できるため、コストが抑えられます。
シンプルな間取り・デザイン
ローコスト住宅は、間取りや構造が非常にシンプルです。
我が家もそうですが、凸凹の少ない総二階の箱型の外観が多く、部材の種類を減らすことでコストを削減しています。
また、廊下を最小限に抑えるなど、無駄のない設計が多く見られますし、その分リビングなどの居住空間を広く確保する配慮が見られます。
住宅設備のグレードを抑えている
キッチンやお風呂、トイレといった住宅設備は、グレードを抑えた標準仕様が採用されていることが多いです。
ハイグレードな設備への変更は可能ですが、その分オプション料金がかかります。
必要最低限の機能で十分、という方にはコストパフォーマンスの高い選択肢になるでしょう。
その他の特徴や注意点
建築基準法はしっかり遵守
ローコスト住宅=手抜きというイメージがありますが、様々な工務店・ハウスメーカーを見学しましたが最低限の耐震性能・断熱基準は各社とも満たしており安心して住むことができると感じました。
断熱性や気密性はメーカー次第
一条工務店のような気密・断熱に定評があるハウスメーカーに比べるとお家の性能では劣る場合が多いです。
ただし、ローコスト住宅・工務店の中には価格を抑えつつも断熱性・気密性も最大限追求している会社もあります。
我が家のように価格を抑えつつも住み心地も重視したい方は断熱材の種類や施工、窓の仕様等に特に注目するとよいでしょう。
お家の性能値についてさらに詳しく
ローコスト住宅のメリットとデメリット
価格が抑えられている
最大の魅力は、なんといっても「価格の安さ」です。
積水ハウスなど大手ハウスメーカーは30坪でも3,500万円くらいするところ我が家のケースだと35坪、2,000万円に収まりました。

ローコスト大手タマホームで建てた方にインタビューしたところ、同じ30坪で1,800万円と50%近く安い金額で家が建てれます。
タマホームの総費用をさらに詳しく
このように総費用を抑えることで、月々の住宅ローン負担も軽く済みますし、その費用を旅行などのレジャーに回したり、子供の教育費・老後資金の積み立て・資産運用などに回すことも可能です。
家づくりにおいてもインテリアや外構などにもお金を回しやすくなりますよ。
打ち合わせや工期が短い
間取りや仕様がある程度決まっているため、設計打ち合わせがスムーズに進みやすいでしょう。
また、建築期間も短くなる傾向があり、早く入居できるのもメリットです。
選択肢がわかりやすい
完全自由設計のお家だと決めることが多くて大変だという声を耳にします。
ローコスト住宅にも選択肢はありますが、ある程度絞り込まれているため、家づくりに取り組みやすいです。
標準仕様でも十分な暮らしができる
標準仕様でも、最低限の機能で満足できる方には、十分すぎるスペックです。
またここだけはこだわりたいという部分がある場合はポイントでこだわりを実現するのもありです。
総額を抑えながら希望を叶える家づくりができます。
間取りや外観の自由度が低い
価格が安い反面、多くのローコスト住宅メーカーは規格化されたプランの中から選ぶ形となります。
そのため「完全自由設計」を希望する方には物足りなさを感じるかもしれません。
外観も似たような家が多く、個性を出しにくい傾向があるのは確かです。
オプションで価格が上がることも
標準仕様で満足できないとオプション費用が必要になります。
こだわりを実現していくうちに、結局費用がかさんでしまうケースもあるため、総額には要注意です。
土地との相性に制限がある
もし土地が狭小地・旗竿地など変形地の場合、規格化されたプランが適合できない可能性があります。
土地をこれから選定する場合は希望するハウスメーカーと一緒に土地探しを進めることをお勧めします。
住宅メーカーは家を建ててもらうために土地の価格交渉なども積極的にかかわってくれる可能性があるからです。

※対応はハウスメーカー・担当者によります。
土地あり・なしでの進め方を詳しく知りたい方へ