こんにちは、アベです。
今回は「注文住宅を建てた経験者50人」を対象に実施したアンケート結果をもとに本当にやってよかった8つの成功ポイントをまとめました。
35坪2000万の注文住宅≪まとめ≫
記事の信ぴょう性
アンケートはクラウドワークスを使い、注文住宅で実際に家を建てた方50人を対象に実施しました。
アンケート調査内容
- 「注文住宅を通してこれだけはやっておくべきと言える成功の秘訣」は何だと思いますか(記述式)
※同様の回答は集約し、読みづらい箇所は一部訂正・編成しました。
ではさっそく成功のポイントを見ていきましょう。
ハウスメーカーを比較検討してよかった
複数のハウスメーカーから提案を受けることで、理想の間取りや見積もりの比較ができ、お金とデザイン両方で後悔を避けられます。
女性
地元の工務店とも相見積を取ったことが良かったです。地元の工務店は、住宅メーカーの下請として仕事を請負っていることも多くハウスメーカーのノウハウを持ってる工務店は結構います。マージンがない分ハウスメーカーと同じクオリティでより安く施工することが可能です。
以下の記事ではさらに「注文住宅のハウスメーカーを比較検討する際のポイント」や「選び方」を詳しく解説しています。
理想の間取りを実現するために自作したり、イメージのすり合わせに努力してよかった
注文住宅の後悔で多いのが間取りについてです。
注文住宅の後悔をさらに詳しく
間取りで後悔を避けるためには間取りプラニングそのものも重要ですが、あなたの希望をいかに設計士・営業マンに上手に伝えるかも大切です。
実際に間取りを自作したり、理想のイメージを写真などで可視化することで設計士との認識のそごを防ぎ、納得のいくプランが作れたという声が多かったです。
女性
自分たちの理想を説明する時に参考にしたネットや雑誌の写真を必ず見せるようにしました。言葉だけではなかなか伝わらないことや、お互いが思い違いしていることを防ぐことができたと思います
男性
3Dマイホームデザイナーというソフトを購入し実際の間取りを立体化し可視化しました。メーカーの担当者に見ていただきながらこちらの要望をしっかりと伝えることができイメージ通りの家を建てることができました。
さらに、このブログでは「やってよかった間取りアイデア」に関するアンケート調査も実施しました。
人気の間取りアイデアをランキング形式で紹介しています。
間取りアイデアを採用したことで、どんな点が便利に感じているのか生の声を多数集めましたので間取りで後悔したくない方は以下の記事も参考にしてください。
▶︎ 50人が選んだ注文住宅で「やってよかった間取り」実例集|後悔しない工夫と満足ポイント
完成見学会・宿泊体験へ参加してよかった
カタログだけではわかりづらいハウスメーカーの魅力。
構造見学会で実際の構造を間近に見ながら性能を実感したり、完成見学会でおうちをリアルに見てみる。
さらには「宿泊体験」でお家の性能をリアルに体験です。
カタログや図面だけではわかりにくい「住み心地」を事前にチェックしたのが良かったという声は多かったです。
女性
様々なメーカーのオープンハウスを複数見学したことがよかったです。見学するたびに間取りを自らメモに起こして比較していたためメーカーから提案された間取りを確認するだけではなく、自身で納得のいく間取り図を作成できました。
ハウスメーカーの宿泊体験ってどんな流れなの?どんなハウスメーカーで実施してるの?そんな疑問についてさらに詳しく解説しました。
▶︎ ハウスメーカーの宿泊体験とは?流れ・口コミ・実施メーカーを徹底解説!
建築現場へ顔出ししてよかった
注文住宅は決める項目が多岐にわたり、行き違いが起きることも。
未然に防ぐことが一番重要ですが、現場に実際足を運び確認することも大切です。
実際我が家も現場に足を運んでいたことで大きなトラブルにならんかった経験をしています。
建築中の見学ってどのくらいいくべき?差し入れってどういうものがいいのかな?こんな疑問にお答えするために我が家の体験談を含め記事にしました。
一生に一度の家づくり、現場見学は楽しい思い出になりますから是非足を運んでみてください。
▶︎注文住宅建築中の現場見学と差し入れ:施主が知っておくべきマナーとタイミング
ブログ・SNS・雑誌・YouTubeなど幅広く情報収集してよかった
ブログやSNS、YouTubeから最新アイデアをピックアップ。
特に実例ベースの失敗や成功ポイントは家づくりに大変役立ちます。
女性
YouTubeでたくさん動画を見て都度参考にしました。単純な事ですが、想像の範囲を越えてくるアイデアをたくさん思いつき提案をたくさんできたので選択肢が広がりました。
女性
ブログやSNS、書籍を参考にしたり、家族構成が似たい家をたくさん見たことがよかったと感じています。
女性
インスタグラムで徹底的に失敗例を探してメモしておいたことがよかった。実際に住み始めた方の意見は詳細に書かれていてありがたかった。その中でもコンセントの設置しておいたほうがいい箇所の投稿や窓の必要性の投稿は気づいていない部分もあったのでメモしておいてよかった。例えば、洗面所に窓を配置するなら洗濯機の裏はやめておいたほうがいいや、階段の上と下にはコンセントを付けたほうがいいなどの投稿が役に立った。
このブログでも100人を対象に「家づくりで後悔したこと」についてアンケートを実施しました。
間取りで後悔した方やハウスメーカーの比較検討を怠って後悔したなど「生の声」を集めました。
これからの家づくりに役立つはずですから是非参考にしてくださいね。
注文住宅後悔ランキングをさらに詳しく
家族間のコミュニケーションを大事にしてよかった
家族で譲れないポイントを共有し、コンセプトを決めることで、満足度の高いプランニングが可能になります。
男性
計画の時点で、家族間で譲れないポイントをまとめておいたこと。注文住宅は決めることが多い上に、相談時間も限りがあるため、あらかじめ決めておいたことで満足のいく家を建てることができた。
女性
コンセプトを決めて土地探し~住宅メーカー探し~設計~施工ができたことです。当時の我が家のコンセプトは「子育ての家」でした。土地の場所や形・立地、住宅も広い空間と家族それぞれの部屋を確保し、子どもたちが安全に気持ちよく育つ家というコンセプトに沿って家を建てました。おかげさまで飽きの来ない、またプライバシーを守りながらお互いを感じることのできる生活を今も続けられています。
第三者・専門家のアドバイスをもらってよかった
一級建築士や第三者の目線で現場チェック。
施主だけでは見落としがちなポイントもプロの視点でフォローできます。
女性
親戚の一級建築士の方に事前に相談して、現地の土地も一緒に下見してもらった。施工側も、こちらにプロがいると思うと馬鹿にしないできちんと考えてくれたと思うので、よかった。
男性
新築工事中に設計事務所の人に出来るだけ現場に来てもらうようにしました。工事現場で下請け職人だけで仕事をしていると、ともすると手抜き工事になりかねないと思ったのです。結果は大正解、職人達の仕事ぶりが変わりますよ。
現場の写真を撮影しておいてよかった
基礎から完成までの過程を記録することで、思い出の保存だけでなく、トラブル時の証拠としても役立ちます。
女性
基礎、棟上げなど、その時々で写真を撮っておいたのが良かったです。頭金を助けてくれた両親に撮った写真を動画編集しプレゼントしたら喜んでくれたのも良かった。ボツになった計画などを冷静に振り返ることができ、後悔のない家づくりが出来たと思えます。
我が家も建築時の様子を写真に収めていました。
以下の記事では写真付きで建築がどのように進むのか所要期間を含めて紹介しています。
家づくりのおおまかな流れが知りたい方は参考にしてくださいね。
着工から完成までの流れを詳しく
最後に:50人アンケートでわかった共通の成功ポイントは「比較」「可視化」「体感」だった
比較検討×可視化×体感 の3つが特に高評価
多くに共通するのは「比較」と「可視化」です。
ハウスメーカーや間取りを比較検討し後悔しない家づくりを進める。
加えて、思考を可視化してハウスメーカー側と共有する。
机上ベースではなくそこに「体感」を加えてリアルにイメージすることが家づくり成功の定石と言えるでしょう。
家づくりを何から始めるか知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね。
家づくり何から始める?