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マイホーム計画 注文住宅の費用

【注文住宅の総費用公開】平均は3,500~4,500万円【我が家の実例:2,000万の内訳あり】

あべ

小学4年生の息子と妻をこよなく愛する中年ブロガー。45歳。 家づくりが楽しくしてブログにしました。 最近では注文住宅経験者にアンケートをとって「後悔しないためのポイント」や「間取り&見積もり」を公開してもらうなど生の声を集めて発信しています。マイホームの後悔を避けるヒント盛りだくさんなのでたくさん見ていってくださいね。

家づくりに悩んでいる女性
家づくりに悩んでいる女性
注文住宅って総額いくらくらいかかるんだろう?ハウスメーカーによってもどのくらい違うのかも知りたいわ。

注文住宅って価格があいまいだから、全体像を掴めず不安ですよね。

私もそうでした。

そこで、この記事を読めばおおかた疑問が解消できるようにしました。

この記事で分かること

  • 注文住宅の所要資金の平均
  • 注文住宅を工務店・ローコスト・大手ハウスメーカーで建てた場合の実例とバラつき
  • 見積書の詳細・諸費用の内訳

まずは平均から見ていきましょう。

注文住宅の所要資金の平均額は3,572万円

住宅金融支援機構のデータによると注文住宅で家を建てた方の所要資金の平均額は3,572万円でした。

土地付き注文住宅の所要資金の平均は4,455万円です。

あべ
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土地付き注文住宅は「建築条件有の土地」に注文住宅を建てた方が該当するようです。

注文住宅(全国)の所要資金(3,572万円)は、2014年度以降、8年連続で上昇している。
土地付注文住宅(全国)の所要資金(4,455万円)は、2013年度以降、9年連続で上昇している。

 

調査方法
フラット35(買取型)又はフラット35(保証型)を利用された方の属性、住宅の概要等を、2022年3月31日
現在のデータに基づき集計
2 調査対象
2021年4月から2022年3月までに機構が買取り又は保険付保の承認を行った案件(借換えに係るものを除
く。)のうち65,877件について集計

2021年度フラット35利用者調査より引用

注文住宅を建てる方の所要資金は年々上昇していることが分かります。

私の家を頼んだ工務店の設計士さん(代表)によると、コロナ以降のウッドショックで値上がりしており、私が同じ家を今建てると数百万は価格が違いますよとのことでした。

物価高の波は住設関係にも及んでいるようですから値上がりは当分続きそうですね。

注文住宅を工務店・ローコスト・大手ハウスメーカーで建てた場合の実例とバラつき

住宅会社別:総費用の実例とバラつき

家づくりに悩んでいる女性
家づくりに悩んでいる女性
平均は分かったけど、実例が知りたいわ

このブログでは、以下のハウスメーカーの見積書(実例)を無料公開しています。

  • タマホーム
  • 桧家住宅
  • 一条工務店
  • 大和ハウス
  • パナソニックホームズ
  • 積水ハウス

また私が「工務店」で建てた場合の実例も併せて「注文住宅で家を建てた場合の総費用:7パータン」を表にまとめました。

【住宅会社別総費用&坪単価一覧】延べ床面積総費用坪単価
工務店(私のケース)35坪1,800万円51.4万円
タマホーム30坪1,751万円58.9万円
桧家住宅30坪2,020万円67万円
一条工務店29坪2,843万円101万円
大和ハウス37坪3,476万円94万円
パナソニックホームズ36坪3,391万円94.1万円
積水ハウス30坪3,600万円120万円

※ハウスメーカー別延べ床面積別の総費用の内訳&坪単価

家づくりに悩んでいる女性
家づくりに悩んでいる女性
こんなにハウスメーカーによって金額が違うんだね?
あべ
あべ
ハウスメーカーによってこれだけ金額が違う。同じハウスメーカーでもお家の大きさ・オプションの有無で数百万円違ってくるよ

あなたのマイホームはいくらになる?総費用を把握する方法

家づくりに悩んでいる女性
家づくりに悩んでいる女性
なんとなく私が建てられそうなハウスメーカーは分かったけど、総費用を詳しく知るにはどうしたらいいのかな?
あべ
あべ
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一括見積もりサービスとは「予算」と「地域」を選択することであなたに適した複数のハウスメーカー候補をピックアップし、見積もり資料などを無料で提供してくれるサービスです。

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あべ
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諸費用の詳細や各住宅会社の見積書の詳細を知りたい方は以下続けてお読みください

ハウスメーカー別の総費用を詳しく知る:見積書を公開

先ほど住宅会社別の「総費用・坪単価」を公開しました。

ここからはさらに詳しく実際に注文住宅で家を建てた方の「見積書・間取り図」を公開していきます。

ハウスメーカー別に詳しく紹介した記事を紹介していますので、気になるハウスメーカーがあれば「住み心地」など生の口コミも併せて参考にしてくださいね。

タマホームの30坪総費用と見積もり

ローコストメーカー大手のタマホーム。

実際に家を建てた方に総費用・間取りを伺いました。

実際に1年住んでみた住み心地も伺いましたのでローコスト住宅に興味がある方は参考にしてください。

タマホームの30坪の見積もり

桧家住宅の30坪総費用と見積もり

桧家住宅はZ空調で定評のハウスメーカーです。

全館空調で家中どこにいても快適!

気になる電気代は?実際に4年住んだ感想や、30坪の総費用・間取りも公開していただきました。

桧家住宅の30坪の見積もり

パナソニックホームズの36坪総費用と見積もり

パナソニックホームズといえば高い耐震性と大手の安心感。

36坪の総費用と間取りを伺いました。

2年住んでみた建築主が、住み心地を暴露します!

パナソニックホームズ35坪の総費用

ダイワハウスの37坪総費用と見積もり

大和ハウスと言えば高い天井が魅力。

背が高い施主さんが住み心地や、気になるアフターフォローについて教えてもらいました。

もちろん、総費用・間取りも公開しています。

大和ハウス37坪の総費用

一条工務店の30坪総費用と見積もり

一条工務店の売りは「性能」。

高気密・高断熱でエネルギー効率がよいお家。

30坪の総費用とこだわりの間取りを公開していただきました!

一条工務店30坪の総費用

積水ハウスの30坪総費用と見積もり

積水ハウスで30坪の家を建てた方にインタビューしました。

総費用や間取りを公開しています。

積水ハウスの30坪総費用

【注文住宅の総費用公開】注文住宅2,000万の内訳

ここからは、工務店で建てた我が家の総費用の詳細を解説します。

我が家は補助金を160万円ほどもらい総額2,000万円で家を建てました。

ちなみに1,000万円台のお家のことをローコスト住宅と言います。

注文住宅の総費用が1000万円台に抑えられているのがローコスト住宅の特徴

ローコスト住宅に明確な定義がある訳ではありませんがsuumoによると1000万円台で建てられる住宅を指すとしています。

ーコスト住宅とは、一般的に坪単価30万~60万円程度、大体1000万円台に収まる価格帯で建てられる住宅のことを言いますが、明確な定義はありません。

「ローコスト」という言葉に不安を持つ人もいるかもしれませんが、そもそも住宅は、建築基準法を満たしていなければ建てられません。そのため、ローコストといっても満たすべき性能を省くものではありません。この点は安心して良いでしょう。

ローコスト住宅の特徴

・プランを規格化する
・平面・立体的に凹凸の少ない整形なプランを採用
・スケールメリットを活かした仕入れで材料費を抑える
・シンプルな間取りを採用して建築費を抑える
・設備のグレードを基本プランにする

といった工夫をしている住宅です。

ローコスト住宅、失敗&後悔しないための家づくりより引用

たしかにローコストハウスメーカー(タマホームなど)はひな形のプランを用意して資材ロスを減らす努力をしています。

また価格も1000万円台を売りにしている会社が多いので納得ですね。

注文住宅2,000万円の内訳を公開

始めに総費用2,000万の範囲について簡単にまとめておきます。

一般的にマイホームの総額は「土地に関する費用」+「建物総額」+「諸費用」から成り立ちます。

我が家は土地はあったのでこれから紹介する「総費用」は「建物総額」+「諸費用」の合計になります。

ではそれぞれ詳細に説明していきましょう。

2,000万総費用内訳

私は35坪の家を1960万で建てました。

我が家が依頼した工務店は補助金(160万)申請もしてくれたので実質35坪の家にかかった総額はコミコミ1800万です。

耐震等級3の準耐火構造、長期優良住宅のマイホームです。

参考:35坪マイホームのスペック

  • 1階床面積55.89平米
  • 2階床面積57.96平米
  • 延べ床面積113.85平米(34.44坪)
  • 工事面積115.92(35.07坪)

費目は以下の通りです。

35坪の家の費目

  • 建物本体工事
  • 付帯工事
  • 建築諸手続き費用

さて、それぞれの費目を詳しく見ていきましょう。

建物本体工事(税込み)16053272円

これは家そのものの価格です。工務店なのでクローゼットや作りつけの棚など結構サービスしてもらいました。

次に付帯工事です。

屋外給排水工事480000
雨水排水接続工事240000
仮設トイレ設置費38000
仮設・幹線引き込み工事166000
共通仮設工事168000
管理諸経費341550
残土処分費200000
仮囲い(接道)30000
仮囲い(隣地)60000
安全管理費50000
高基礎盛土工事301160
カーテン工事281000
主照明120000
付帯工事合計(税抜き)2475710円

我が家は高基礎にし土盛りしました。

最後が建設諸手続き費です。

確認申請手続費158000
設計料130000
工事監理料168000
建物完了検査費44000
中間検査特定工程費用44000
地盤調査料96000
基本設計料100000
フラット35申請図書作成費48000
長期優良住宅認定費197000
建設諸手続き費合計(税抜き)985000

長期優良住宅認定費が結構かかってますが、我が家は長期優良住宅で建てることで補助金を受けられたりフラット35sの金利優遇を受けられました。

それを考えるとそれに見合った費用かな?と。

設計も一級建築士の担当さんが一からお世話してくれたので納得の金額です。

付帯工事+建設諸手続費の合計に消費税10%で3797781円

になりますね。

【まとめ】35坪のローコスト住宅総額

ローコスト住宅総額19851053円から-160万の補助金を引くと

18251053円←これが工務店で建てた総額になります。

ビルダーによっていくらで建てられるかはピンきりです。

大手ハウスメーカーならもっと高くなります。

逆にこれよりももっと安いローコスト系もあるでしょう。

 

あべ
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ローコストメーカーの情報を収集するなら以下の記事も参考になります。

ローコスト住宅についてさらに詳しく

注文住宅の諸費用はいくらかかるの?費目別解説

1800万円はあくまで「家の総額」でした。

家を建てるには「家以外にかかる」諸費用と言われるお金が必要です。

ご家庭によって費用は変わりますが我が家の事例を紹介すると諸費用にかかった総額は296万でした。

お家が1800万+諸費用が296万です。

これらを足した金額が総額ということになります。

あべ
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土地は含まないので土地からお求めになる場合はそれが+されますよ

諸費用とはこんなものが該当します。

参考:諸費用の代表例

  • 登記費用
  • 銀行費用
  • 火災保険
  • 地震保険

これらが諸費用です。

これに含まれない「外構工事費用」「家具・家電などの費用」も人によっては必要になるお金です。

頭金の目安ですが「これら諸費用を現金で払えるくらい」用意しておくと安心です。

まだぼやっとしかイメージがつかないと思いますので実際にかかった費目の内訳を紹介します。

参考:諸費用内訳

  • 水道費用68万円
  • 解体費用86万円
  • 測量費用56万円
  • 銀行費用45万円
  • 登記費用23万円
  • 火災保険・地震保険費用18万円

これらで総額296万円です。

注意点としては

  • 「親の土地」に家を建てたため「土地購入」に関する諸費用がかかっていないこと
  • 「地盤改良不要(地盤良好でした)」のため費用負担がかかっていないこと

です。

土地からお求めになる場合はこれらを加味しましょう。

一方で「解体費用」「測量費用」はかからない人も多いはず。

ポイント

一般的には諸費用は建物+土地の10%~12%と言われています。平均値の3,500万円を参考にすれば350~420万円が諸費用の目安です。

頭金の目安として、これらの諸費用を現金で支払えるくらい用意しておくと安心です。

あべ
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マイホーム計画は新生活をスタートしたい日(引越日=引き渡し日)から逆算してどのくらい時間的余裕があるか把握することから始めましょう。以下記事ではマイホーム計画にかかる所要期間やマイホーム計画の進め方を丁寧に解説していますので参考にしてください

さらに詳しく

【家を建てたいと思ったら何から始める?】土地あり・なしケースで詳細解説

続きを見る

水道工事にかかった費用は68万円

親の土地にマイホームを建築しました。

そのため土地代はかかりませんでした。

しかし水道工事が必須でした。

水道には加入権が必要です。

仮に土地に水道が引き込まれていても注意が必要です。

例えば水道管が13ミリと細い場合20ミリに入れ替えるための費用負担が発生する場合もあるからです。

水道加入権は祖父の加入権を譲ってもらいました。

私の住む地域の実例を紹介します。

  • 13ミリの水道管の加入権が10万
  • 20ミリの水道管の加入権が18万

です。

私の住む地域では13ミリの加入権を持っていても20ミリ欲しい場合その差額分8万円を費用負担しなければいけません。

二階建ての場合20ミリが必須です(13ミリでも不可能ではありませんが色々と制約がでます)

水道費用

加入権が8万~18万&水道引き込み工事で40万は必要!引き込む距離によって費用負担は変わります。

水道に関する費用まとめ

マイホームの実例:水道加入権+8万。水道引き込み工事40万、下水道引き込み工事20万⇒総額68万くらい。下水道は事情があって引き込んだので費用負担ありましたが自治体によっては公費で無料で引き込める場合もあるとのこと。

解体工事にかかった費用86万円

土地に古家がある場合解体費用も予算取りしなければいけません。

解体費用は86万円かかりました。

あべ
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建物面積や構造によって費用は異なります。地域毎に最安値で解体するなら複数社の見積もりを比較するのが重要ですよ

解体後には滅失登記が必要ですがこれに3~5万円ほどかかります。

自分で行うことで節約が可能です。

解体に関する詳しい情報が知りたい方は以下記事が参考になります。

さらに詳しく

【15坪の家】解体費用とそれに伴い発生する費用を全公開【節約に必須:やるべきこと2選】

地盤改良工事は不要でした。

我が家は地盤良好で改良工事不要でした。

見積もりによると40坪の我が家の土地の場合、65万円予算取りしていました。

工法や土地の状況によって費用負担に増減があるはずですので依頼するハウスメーカーによく相談しましょう。

測量にかかった費用は56万

仮に土地の境界が不明確だったり土地を2つに分けてから建築する場合などは測量費用や分筆登記費用などがかかります。

測量にかかった費用は56万円ほどでした。

測量にかかる所要期間など詳細な情報は以下記事で紹介しています。

さらに詳しく

ハウスメーカーで分筆するときの手順と費用相場【無料で見積もりできる方法も紹介】

続きを見る

銀行にかかった費用は45万

私はフラット35を利用しました。

楽天銀行を利用しましたが事務手数料やつなぎローン金利等で総額45万かかりました。

ネット銀行を検討している方はメリット&デメリットを事前に把握しておくと良いでしょう。

さらに詳しく

楽天銀行のつなぎ融資を選んだ理由と後悔|家づくり初心者に伝えたい比較の重要性

続きを見る

登記にかかった費用は23万

司法書士に全て依頼した場合各種税金含めてかかる総額は

  1. 所有権保存登記 4万円~10万円
  2. 抵当権設定登記 10万円~13万円
  3. 建物表題登記 7万円~13万円

くらいが目安です。

マイホームでかかった登記費用の実例は以下の通りです。

参考:登記費用の実例

  1. 楽天銀行指定の司法書士による抵当権設定登記が13万円
  2. 表題登記6万円
  3. 所有権保存登記4万円

近所の司法書士先生に所有権保存登記・建物表題登記は依頼したので費用を抑えられました。

火災保険や地震保険にかかった費用は18万

火災保険は構造によって大きく金額が異なってきます。

構造とは?

  1. 準耐火構造か否か
  2. 耐震等級があるか否か

また、保証をどの程度充実させるか、自己負担額を許容するかによっても大きく費用負担はかわります。

我が家は準耐火構造で耐震等級3なのでかなり費用負担を軽減できました。

あべ
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我が家は10年一括払いで18万ほど。耐震等級無し&準耐火構造無しの場合は10万円近く費用負担が変動します。予算に応じて保証範囲も検討しましょう。

火災保険・地震保険の総額を詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてください。

さらに詳しく

注文住宅は総額を坪単価で単純判断してはいけない

これまでマイホームの総費用(建物総額・諸費用)について紹介しました。

最後に「これからマイホーム」という方のために坪単価のからくりを紹介しておきます。

坪単価とはこれまで紹介した総額を述べ床面積(㎡数)で割ったものです。

18251053円÷113.85平米=1㎡160307円

1坪3.30㎡なので52万9016円

これがマイホームの坪単価です。

これをハウスメーカー間で単純比較してはいけません。

坪単価のからくり

坪単価に関して業界統一のルールがありません。

例えば坪単価の分母を「延べ床面積」を基準とするか「工事面積(施工面積)」を基準とするかは自由です。

施工面積を基準に坪単価を計算すると坪単価が安くなりがちです。

中には坪単価に「付帯工事」を含めない場合もあるようです。

こうなるとまったく比較検討の材料になりません。

マイホームの金額を把握するときは必ず「総額でいくらかかるか?」と確認することがとても大事です。

総費用を抑える:坪単価を抑える工夫

注文住宅で家の価格を抑えるには資材ロスが発生しない形にするって結構大事です。

我が家も総二階の四角い建物にしたので費用が抑えられたのだと思います。

坪単価を大幅に抑える3つの鉄則

坪単価を抑えるための基本は、高性能な家づくりに関係のない部分のコストを徹底的に削減することです。

形状の「シンプル化」で建築コストを根本から削る

家の形を複雑にすると、基礎、屋根、外壁の資材と施工の手間が大幅に増え、坪単価が跳ね上がります。凹凸のない「総二階」を基本とし、屋根は切妻や片流れなどシンプルな形状を選ぶほど抑制できます。

【間取り】が大事!「無駄な面積」と「配管コスト」をなくす

住空間ではない部分の面積を削ることで、延床面積をコンパクトにし、総額を下げます。廊下・ホールを最小限にし、居住スペースの割合を最大化する間取りを考えたり、キッチン、浴室などの水回りを上下階で集中配置し、高額な給排水配管工事費を抑えましょう。

「高性能化」の投資はZEHを基準に最適解を見極める

「夏涼しくて冬暖かい家」を適正コストで実現するためには、断熱性能(UA値)の投資ラインを賢く決めることが重要です。高性能化はZEH基準(断熱等級5)を最低ラインとして、上にはG2(等級6)、G3(等級7)と続きますが、高性能になればなるほど、費用は数百万円単位で上がっていきます。

賢く建てるコツは、まず「地域に見合ったZEH基準(等級5)」をベースとし、「予算と求める快適性のバランス」を見て、G2(等級6)への引き上げを検討することです。

地域ごとの「最適解」を知り、オーバースペックによる無駄なコストアップを避けましょう。

あなたのお住まいの地域がどこに該当するかは国道交通省:地域区分新旧表で確認できます。

地域区分1・234567
代表都市札幌青森市・盛岡市秋田市・山形市・長野市仙台市・宇都宮・福島市・新潟市東京都23区・さいたま市・大阪市・名古屋市和歌山市・下関市・高知市・長崎市
断熱等級7(G3相当)0.20以下0.20以下0.23以下0.23以下0.26以下0.26以下
断熱等級6(G2相当)0.28以下0.28以下0.34以下0.34以下0.46以下0.46以下
HEAT20(G1)0.34以下0.38以下0.46以下0.48以下0.56以下0.56以下
断熱等級5(ZEH基準)0.40以下0.50以下0.60以下0.60以下0.60以下0.60以下
断熱等級4(平成28年基準・次世代省エネ基準)0.46以下0.56以下0.75以下0.87以下0.87以下0.87以下

一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会

自然エネルギー庁ZEHの定義(改定版)

から引用・再編

参考:UA値とは

外皮平均熱貫流率(UA値)は、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。

つまり、熱損失の合計を外皮面積で除した値で、値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

ホームズ君よくわかる省エネより引用

複数メーカーに「あなたの理想を実現する間取り作成」を依頼して価格差を明確化する

あなたの地域の最適UA値を確認し、設計の無駄を省く準備はできました。

次にやることは、間取り作成を依頼し、相見積もりを依頼することです。

そこで便利なのが一括請求サービスの「タウンライフ家づくり」です。

タウンライフ家づくりを利用する最大のメリットは、あなたの土地の条件や希望に合わせて、ハウスメーカー・担当者によってはあなただけの「間取り図を含む家づくり計画書」を無料でつくってもらえること!

しかも、資料請求時にある「備考欄」に、あなたが学んだコストダウンの希望を具体的に記入すれば坪単価を抑えた提案を引き出すことも可能です。

備考欄の

  • 「総二階のシンプルな形状で、延床面積〇〇坪のプランを希望」
  • 「水回りを集中させた間取りで、坪単価〇〇万円台の提案が欲しい」
  • 「断熱性能はZEH基準(等級5)以上で、〇〇地域での最適解を提案してほしい」
  • 「耐震等級3を標準仕様としているメーカーのプランを優先的に見たい」

耐震等級とは?

耐震等級1:極めて希に(数百年に一度程度・震度6から7程度)発生する地震力に対し倒壊しない。
希に(数十年に一度程度・震度5程度)発生する地震力に対し損傷しない。
耐震等級2:等級1で耐えられる地震力の1.25倍の力に対して損傷を生じない。
耐震等級3:等級1で耐えられる地震力の1.5倍の力に対して損傷を生じない。
災害時に避難所になる学校や病院などは耐震等級2以上とされます。

このようにリクエストすることで、費用・性能のバランスがとれたプランを提案してくれる可能性が高まるでしょう。

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あべ
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あべ
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